価値観の違い

我想う支援日誌
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自分と違う意見の人達がいくらでもいる経験は誰でもしてるでしょうが、その多くは『価値観』の違いから来るものでしょう。

『生まれた環境』『信仰の違いや有無』『生き様』などにより個々の価値観は様々、葬式や人の死に対する価値観も違うし誰が対象者かによっても違います。

前回ブログ『会員整理の期日が過ぎて』は、価値観の違いから来る典型的なものです。

一般葬儀社の価値観
》葬式施行は宗教儀式を基本とした家族の代行商売
》人の嫌がる事をしてあげるのだから高額は当然
》いかに料金を引き上げられるかが最大目的
》当然ながら依頼者は利益をもたらす「お客様」
》高額な布施の寺に忖度するのが当り前になってる

葬儀支援の価値観
》最低限の費用で法的問題の出ない死後処理を支援
》いかに安く、豪華で追加不要で出来るかが最大目的
》ゆえに儲けは薄利、人件費計上すれば赤字にもなる
》だから会員は支援を必要とする人限定お客様でない
》家族の生活を脅かす布施の寺は支援理念から外れる

一般葬儀社と一概に言っても実際は個々の価値観は微妙に違うでしょうが、あんしんサポートは葬儀社ではなく葬儀支援が大前提の為、葬儀社との価値観は大きく異なります。

第一の価値観
残る家族の生活に支障が出ない、もしくは最小限に抑える事(全ての国民に選択肢があるべき)で目的(価値観)に障害となればいかなる理由があっても排除が基本です。

また人の死にまつわる全て(葬式、宗教者、墓、遺骨、法要等々)の全支援完遂を目指してきました。

料金設定は最低限に抑え、使用品や内容は誰が見聞きしても違和感ないものである事が絶対条件です。

ただ当社で行う支援内容の実現と継続は決して簡単ではありません。

同じ内容と料金の葬儀社が国内に存在しない無二の存在である現実を見れば、いかに難しい事か理解できるでしょう。

自分に与えられた全ての時間と命まで賭けてようやく実現し継続できる訳ですが、当方の内容と料金を見ても葬式の仕事は儲かると思い込んでる人がいたり、あんしんサポートは安くて当然と思ってる人もいるようです。

って会員対象者も当方の理念、信条、目的を理解できる方限定とさせて頂き、理解できない方、お客様感覚の方はご遠慮願っています。

『本気で残る家族の生活最優先』が、あんしんサポートが存在する価値観ですから、あとは利用者自身の価値観次第、寺との付き合い、親戚や周囲への見栄や建前など優先なら一般葬儀社に行けば料金は高くなりますが満たしてくれるでしょう。

皆さんスーパー等へ買物に行かれるでしょうが誰しも行きつけの店があるはずです。何故その店に通っているのか!? 店の価値観と皆さんの価値観が近しいからです。

何事に於いても同じ価値観が共有できる者同士は楽ですが、価値観の違う者同士は疲れるし大変ですから同じ価値観を共有できる人達限定の支援活動をしています。

仕事は大変なもの、仕事は我慢するのが当り前と思ってる人も多いようですが、サラリーマンなら理解出来ても経営者なら大事なのは「遣り甲斐」で我慢ではありません。

また作業を仕事だと思ってる人も多いですが、経営者なら作業レベルでなく生き甲斐としての仕事や事業を目指すべきでしょう。

毎日の仕事を嫌々するか、遣り甲斐と生き甲斐に繋げるかは自分次第です。

我々は行政では無く、何ら支援も受けてませんから『何をしたいか』『誰を対象とするか』『受け入れの可否』などは自由です。

何事も無理と我慢は長くは続かず、いつか爆発するか自分を壊すことになります。

個人的な感覚で言えば、お茶漬け、玉子掛けごはん、漬物とご飯なら日替わりで毎日でも食べられますが、パーティー料理、すき焼きを毎日は食べられません。

これが武井の「食」での価値観で、すき焼きなら毎日でも良い人と価値観が違います。

自分を抑え我慢する事が人生の美徳ではありません。他人の役に立ったり賛同が得られたり、尚且つ自身の遣り甲斐や生き甲斐に繋がらなければ長くは続けられません。

これは仕事に限らず『夫婦関係』『親子関係』『職場関係』『友人関係』など他人との関り全てに共通したことだろうと思う。

他人との接触に於いて非常に分り易い目安のひとつが『価値観』だろう。

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