初めはいつも少数派

我想う支援日誌
この記事は約3分で読めます。

6月27日はNPO法人登記完了した日、早いもので法人設立から丸14年、立ち上がってから15年になろうとしています。

初めての葬式で最悪な葬儀屋の実態を見て2030年代の団塊世代の終幕期を考えると『このままではいかん』という思いが強かった。

何十件もの葬儀社と寺に出向いて直接話しを聞かせて貰ったが僕が納得できる所はなく建前と本音が見え隠れする人達でした。

余裕の無い家族にとって高額な葬式は死活問題、されど葬式は金が掛っても仕方がないと考える人達がいることも知り愕然がくぜんとした。

葬式後の生活に支障が出るのが明らかな家族に対し高額な葬式、高額な布施を当たり前のように口にするし脅すやからさえいる実態を見た。

「ふざけるな!」と言える僕のような性格の人達ばかりではない。周囲の圧力に逆らえない人の良い、弱い人達も沢山いると分った。

だから「利益」とか「食える」とか一切考える事なく国保からの葬祭費『5万円で可能な直葬』の実現だけを目指して走り続けた3年間でした。

馬鹿というか、お人好しというか『直観が働いた時は気づけば動いてる奴』で言葉を変えれば流れに乗って動く奴とも言える。

そう考えると僕の人生は『いつも少数意見からのスタート』のようです。

44年前、嫁さんと2人だけでグァムのセントアンソニー教会で挙式、海外挙式の走りでした

団塊世代が40代に入れば美容室の主流はヘアカラーになると女子高生をトレンドとしてた30年前、中高年女性をターゲットに明るく染まる白髪染めの塗布技術を2年掛けて開発

県内2つのホテルで婚礼美粧を手掛けたが300万円、400万円の結婚式は続かないとウェディングドレス一式+着付+ヘアーで8万円の写真だけの結婚式を提唱(当時はドレスレンタルだけで20万円~)

団塊世代が終幕期を迎える2030年代に年金が下がるのは明白、老夫婦が配偶者の葬式をしても後の生活に支障の無い葬式を創り出し認知させる必要があると公言した15年前

これらは深く考えた訳でなく、ほぼ直観に近いものでしたが結果だけを見ると間違って無かった事が大きな失敗を経験せず済んだ要因でしょう。

『大失敗をしなかったのは「自分の見解なら突き進み」「意見が違えば早期撤退」した事』だろう。

サラリーマン時代も含めるとまだまだありますが、いつも少数意見!? というか多くの人からは変な奴と思われるタイプのようです。

但し断っておきますが人として変な奴では無い――と思う。そんな風に言われた事はない(ねんの為)

ただ社員数が増えると「何で?」「どうして?」「何の為?」と聞かれる事ばかりで説明しても一定期間は理解して貰えない経験ばかり。

「紫色枠」の部分も15年前の県内業界では「変な奴が出てきたけどすぐに居なくなるよ」と言われてたそうですからいつものパターンです。

それでも15年後の今「あり得ない」と言う人は居なくなり「代表が言ってた通りになりつつある」と言われれる事が増えました。

人はそれぞれ色んな考え方をするし未来予想もするでしょうが、それは必ずしも大勢の意見と合致しているとは限りません。

それでも自分の直観を信じて生きてきた事で大きな挫折もせずラッキーだったと思っています。

他人の意見に惑わされてつまずけば悔しいし後悔もしますが、自分の考え方なら例え失敗しても『やらなかった後悔』だけはしません。

他人の意見で本気になれる事は無いが、自分の真意なら本気で走り続けられるから成功と言えなくても納得できるし後悔することはない

コメント