老化は止む無し老人化は自分次第

我想う支援日誌
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思えば血糖値が高くなりⅡ型糖尿病の症状が現れてから14年ほど経ってるでしょうか、最初に気づいたのは足裏感覚で靴を買って少し経つと靴下がたぐまってる?ような感覚になり、この靴は駄目だと感じた事から始まり、いつの間にか全ての靴で同様の感覚になってました。

父親も糖尿病からの合併症だったそうですから遺伝的な体質でしょうが、2022年に入るとHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)が7.4~7.5と下がらなくなったのを機に糖を尿と一緒に排出する「ジャディアンス錠」の服用を始めましたが下がりませんでした。

我々の年代になると食べる量が減る人も多いのに、僕は普通に2人前は食べるし滅多に腹一杯という感覚にならない人で、満腹中枢が壊れてるのかなぁと思うほどでしたから血糖値が下がらないのも当然、検査前日夜から午後の検査までは食べませんから当日の血糖値は110程度でも過去の平均値を出すと言われるHbA1cは誤魔化せないようです。

担当医からついに「皮下注射してみましょうか」と言われ「インスリンですか?」と聞くと、どうもインスリンではなくGLP-1(ジーエルピーワン)と呼ばれるインスリン活性効果のある物質で最近はダイエットに使ってる人もおられるようです(ダイエットは保険が効かず1本5000円くらいらしい)

初めは慣らし運転で0.25mlを1週間に1度、4週続けて腹に打ちましたが、最初の1本を打つと食欲が無くなり少し食べると腹一杯・・・・『すげー、、』当然食べる量も減りますが2回、3回、4回目の時は食欲が減る感覚も無くなり慣れでしょうか?

1か月で血液検査するとHbA1cが7.0、γGTPの肝機能数値も改善してるようで、次の1か月は0.5mlを週1回の4回打つ事になり最初の1回を打ちましたが今回は食欲が無くなる感覚はありません。12月下旬までに4回打って血糖と肝機能の数値を見て対応するようです。

忘れてましたが12月は胃癌切除後7回目の胃カメラ、何回飲んでも慣れることはなく、毎回ゲーゲーしてますが。この半年間が無事だったと分るとホッとしますから5年間は半年毎、それ以降は年に1度の胃カメラを続けることになるでしょう。

今回皮下注射をするようになったら診察と血液と尿検査で5,000円ほど、オゼンピック0.5ml 4回分と痒い時と花粉症で飲むアレルギー薬レボセチリジン、ジャディアンスで6,000円ほどだから毎月11,000円くらいは掛かり続ける訳で高齢化が進むと医療費が増えるという持論は間違ってないようです。

さて本日の本題『老化は止む無し』されど『老人化は自分次第』という話しです。

まず『老化』は遺伝や素材の良し悪しもあるけど老いるのはどうにもなりません。

昨日の葬式で60代親族の一人が「俺は医者に行った事がない」と言っており医者要らずで一生過ごせれば素晴らしい事だけど現実はそうはいかんでしょ。もうちょっと言うと医者に行かないのが良い訳でなく例え病になっても早い段階で対処して重症化させない事が大事なんです。

機械類と一緒で長年人間やってれば脳から足先まで各所にガタが来ても当然、機械と違って部品交換できませんからガタついてる部位を把握して上手く使って行くのが生きる知恵だろう。

これに対し『老人化』は自身の意識で速くも遅くも成り得る気がして、同級生が訪ねてくれた後でうちの千明が毎回のように言うのが「本当に同級生ですか!?歩き方と話し方が老人っぽい」と言います。

『老人と思わせる言動』
頭が少し前のめりで歩行速度が遅いらしく、話し方は返答までの時間差があり言葉も遅いそうです。

老化のひとつとして「脳の縮小」からか物忘れ、人の名前が出て来ない、何をしようとしてたか忘れるなど意識だけではどうにも成らない事もありますけど「歩き方と速度」「話し方」は意識と訓練でも何とかなりそうな気がします。

ちなみに僕は若い頃から歩くのは速く新宿駅構内もスイスイ人の間を通り抜けるタイプ、食事も速い、仕事柄もあるのか会話の反応は早いですから叔母さん化してるかもしれません。老化はどうにもならない部分もありますけど、老人化は自意識で防げる事も多いように思えます。

僕は意識してませんけど『老け込んでらんねぇよ』ってゆーか、老人化に関しては自分の年齢を気にしていられない日々が結果としては幸いしてるのかもしれません。

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