実現できる重要なアドバイスに「安心感の提供」があり『死後費用の不安解決』には明確な料金設定と内容の明示は必須です。
費用面が心配ならどんなアドバイスも耳に入りません。だから費用面は「最大のポイント」で費用面を別にしての話しなど成立しないのです。
故に『費用問題の解決は何事よりも最優先事項』前回までの各プランの詳細説明は葬式を考える家族に於いて必須項目なはずです。
例え低料金設定の葬儀社でさえ費用の心配解消が第一のアドバイスと考えてる葬儀社は無いでしょう。
葬儀社の言うアドバイスは宗教儀式としての葬式の概念の押し付けと、どうでもいいマナーと称する押し付けばかりに聞こえる。
2021年現在無信仰者の多い日本では宗教儀式がさほど意味を持たないと葬儀社は理解すべきだし家族は自分の真意を問うてみればいい。
葬式をするのは宗教者でなく「家族」ですから葬儀社は「家族に教えるのではなく」「家族に必要な葬式を創り出す事」です
「アドバイスの真髄は残る家族(人)目線」
国保葬祭費、個々の年金から始まり家族毎に必要な各種手続きについての説明は家族が最も知りたい情報のひとつです。
また故人により「相続放棄の手続き」「不動産名義変更」を始め法定相続人でも無いのに口を出す親戚を黙らせる相談もあります。
さらに葬式後に訪れる独居生活になる配偶者への当面の対処法など残る家族の生活をできるだけ早く安定させるアドバイスもある。
しかし葬儀社の言うアドバイスは僕から見るとアドバイスではなく自分の感覚の押し付けでしかない。
アドバイスと言えない一例を挙げると、先日葬式した会員さんから電話があった。
仏壇の花立が壊れて仏壇屋で買った際、店の人に聞いたそうです。
「壊れた花立は塩で清めて捨てれば良いの?」
「駄目ですよ寺で供養して貰わなければ」
「・・・・あー、そうなんですか」
納得がいかず、あんしんサポートに電話して確認、うちの答えは「塩は要らないけど自分で納得するなら塩降って捨てればいいでしょう」
仏壇屋が何を根拠に言ってるか分りませんが僧侶は呪術が使えると思っているのでしょうか? 仏壇の花立を捨て呪われた経験でもあるのか?
自分がどう思うかは勝手ですが金銭を受け取る側が言ったら霊感商法でしかありません。
寺で燃やそうが、ゴミで燃やそうが一緒です。何事も当人の考え方次第だと思って良いでしょう。
アドバイスとは根拠の無い不安を掻き立てる事でなく安心させることです。これと似たような事を言う葬儀社の担当者が多いです。
それとアドバイスをする側の最大ポイントとして『この人が言うなら――、』と思えるだけの信頼度を築く必要があります。
普通に考えて分るように信頼を築くのは簡単ではありません。その第一歩が『2時間の事前相談』です
この段階で信頼が得られてれば『逝去前』『葬式期間』『葬式後』全ての段階で家族の心の支えとなる人物として言動できます。
見方を変えれば大きな責任とも言えますが『駄目なものは駄目』と言い『家族では思いつかないアドバイスをする』器量も大事です。
但し家族と言うより葬式で物質的に精神的にも最も負担が掛る人物が中心です。
次回「③ 葬儀社と決定的に違う理念、信条、目的」
② 葬儀社ではしてない範囲までアドバイス
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