当支援センターで実践してる「自分に厳しく」とは、自分の欲を抑える強い心を持つ――、のような綺麗事や建前に成りがちなものでなく、理念に反する事が出来ない状況を作っておくことです。
『誰もが死後費用の心配をせず生きられる世の中にしたい』
『葬式は大事、でも残る家族の生活はもっと大事、だから絶対に無理はさせません』
噛み砕いて言うと、少額年金で暮らす老人を筆頭に様々な事情で余裕の無い家族でも、死後費用の心配をせず生きられる条件を整え、苦楽を共にした家族を弔う心は大事だけど、それ以上に残る家族の生活は大事で最優先させなければならない。
その為には『超低料金での火葬を可能にする』が絶対条件、されど日本の葬式費用は世界でも高額な部類、まずは葬式施行の在り方を見直し、高額になる根源を是正しなければ成し得ません。
2008年設立時から言い続けてるように「団塊世代が終幕期を迎える2030年までには、国民の中で直葬も当たり前の葬式形式として認識しておく必要がある」その理由は実質年金は減り続け、独居老人800万人時代になれば生活するだけで精一杯でも当然、高額な葬式は死活問題だからです。
しかし都内の大半を占める民間火葬場は火葬だけで10万円近く請求、葬儀屋費用を含めれば直葬だけの葬式で30万円近く掛かる事になるし、火葬は無料でも葬儀屋と寺布施が高過ぎるんです。物価上昇で高くなるなら葬式内容や使用品を改革すれば良いことです。
葬式補填は国保からの葬祭費5万円(23区7万円)のみ、更に遺骨を墓に入れると結構な費用が掛かるわけで、一番多い仏教の寺院は高額な布施を当然の如く請求し且つ非課税、少額年金で暮らす老人には無理でしょ!? こんな不公平を改革できない政府とはなんぞや!?です
超低料金でも可能な現実を見せる必要がある
正直なところ自分でも馬鹿らしいと思う事もありますが、末端の人達を針のムシロに座らせ、宗教の名を借りた暴利は非課税など解せないのが大半の国民感情、誰かが問題であると「石」を投げる必要があると判断した2008年から17年間、行政から一切の支援なく単独で続けてます。
超低料金・高品質なら経営が厳しい状況では『利益が欲しい』と思って当然だけど、その結果として高額な葬式になったのでは本末転倒、嫌なら支援活動など辞めれば良いだけですから、辞める気がないのなら不可能を可能にすべく活動し続けるしかありません。
ただ根が軟弱だから、自分で自分にタガを掛け、背水の陣を敷く事にしたわけで、その具体化が『全て公言すれば姑息な心が湧いても実行できない』という手法でした。
当然、会員にも制約が発生する
「菩提寺葬式」「寺墓」などを筆頭に様々な決まりを設ける必要がありましたが、対象外の人達は電話予約と事前相談で対処できます。
『全会員が平等な恩恵を受けられて当然』ですから、全会員が受けられる提案なら前向きに検討も試行錯誤もしますが「言ったもの勝ち」「嘘」「誤魔化し」などには厳しく対処してきました。
例えば、規則変更の際は2年間の猶予を経てから実施とした場合、〇年〇月〇日から実施と2年前に公表してあるのに、その3か月後に「今回だけ、、」と言われる家族がいても受け入れる事はありません。それを受け入れたら3か月後が良いなら、6か月後でも良いでしょ!? となるからです。
問題は何か月後だから良い悪いでなく当支援センターの信用が失墜すること「言ったもの勝ち」「嘘」「誤魔化し」の対応をしようとした人達は全て会員登録を抹消してきました。
「葬式後に宗教法人の墓に埋葬」
葬式時に墓はなく散骨希望と言ってましたが、葬式後になって親戚から色々言われたので宗教法人が経営する樹木葬に埋葬と聞き、その時点で会員登録抹消したので残った父親の葬式は受けませんでした。
「墓に入れず自宅保管の嘘」
家族葬予定で終幕間近でしたが、寺墓がある家族が「遺骨は手元に置いて墓に入れません」こんな嘘が通用するはずもなく逝去しても受けられませんと伝えた一週間後には逝去されたようで、最近増えてる安めの葬儀屋に依頼して家族葬を行ったようです。
それが分かったのは葬式後に電話があり「再入会させてください」と連絡、家族葬・読経戒名で100万円近い費用が掛かり、当方17万円家族葬の安さを改めて実感したのでしょうが、会員抹消した理由には関係ありませんし、一度抹消した人の再入会もあり得ませんのでお断りしました。
会員の信頼感・安心感を裏切れない
当支援センターの入会は「事前予約」「来館」「事前相談」「当方規約の納得」そして「入会金¥3,000」という実に手間の掛かる過程を経てまで入会された方々、もしもの時は超低料金で高品質な葬式を必ず受けてくれるという安心感は、想像以上に価値あることのようです。
わずか5,000名の会員でしかありませんが、会員は当支援センターを信頼してくれてますから、全会員が同じ恩恵を受けられ、同じ条件で対応し続けなければなりません。
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