相手を思いやれる見返りは大きい

我想う支援日誌
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前々回の「有言実行」から前回の「ポジティブ思考」になると仕事も上手く行ったり、役職が付き部下も配置されるなど会社や周囲からの評価も上がるでしょう。数年後そうならなかったら何が欠けてるのか忖度そんたくなしの客観的視点で自身を見直しましょう。

『出る杭は打たれるが、出過ぎだ杭は打たれない』

誰の言葉か知りませんが、これが社内で発言権を持つ最短の道であると偶然から学びました。過去のブログに書いた記憶もあるので再度簡略記載します。

美容室への材料商時代、バブル崩壊とバブル継続で社長と意見が分かれ崩壊論者だった僕が会社を去って1年後、業界の人達から「戻ってこい」との声を頂き、さすがに後足で砂をかけるような真似はできないと美容室と似て非なる理容室材料商に入社して美容部門の確立を個人的な目標としました。

ところが理容室は使用材料が美容室の1/10程度と少なく売上は難しいので、社長に黙ってメーカー営業と交渉して仕入れた所、最初の入荷で「注文したの誰だ!」と言われましたが、自分である事と全て売りさばくので問題ないと伝え完売、同じ事を何度もしてると社長に言われました。

「武ちゃん、その売り方をうちの営業に教えて貰えないかね」

これが「出過ぎた杭は打たれない」だったのです。
美容では12本1箱単位の販売が当然に対し、理容は1本単位の販売が普通でしたから相談しても納得できないだろうと独断で仕入れた(かつて同業者の部長とはいえ新入社員が独断仕入れはやり過ぎです)

ただ完売すれば会社はメリットで文句は言われず1年後の役職は「取締役美容部長」でしたけど問題は結果が出たり、人の上に立ったり、経営陣となってからの姿勢である事も偶然から知りました。

美容部の部下は十数名おり新規出店客争奪で他社と競合、地域一番店と取引したい部下からスタッフ教育やキャンペーンや技術講習会など申し訳なさそうに来て相談されます。

毎朝各メーカーさんが訪れて商談、営業に出られるのは午後なのを部下達は知ってますから相談するのも神経を使ってくれてたのです。話しを聞くと「いつだ?すぐにか?」と聞き「はい、できれば」の声を聞くと自分の仕事は後回しにして出発するのがいつもの流れでした。

ある時、数メーカーを専業分社すれば実質同社でも競合でき売上効率は確実にあがると幹部3名で話し合った結果、最初の分社は数名引き連れ僕が社長になって進めるのが最善と決まりましたが、1年間は面倒看るが以降は独立採算とする初めての試みの為、出向する社員がいるか確認する事にしました。

2年目からの独立採算は厳しい現実となるであろう事を伝え、部下達に頭を下げ目を閉じて貰い、苦労しても良いと思う人がいたら手を挙げて欲しいと伝えると全員が手を挙げる予想外の結果となった事で、そのまま決行すると本社美容部門が危ぶまれると社長が心配し分社を諦めた経緯がありました。

朝と会議しか顔を合わせない部下の本質など分らないし、酒を飲みに行くこともありませんでしたから個々の部下の事など全く分りませんので個別に相談しながら目標設定、それを幹部会で伝えておく事で他の上司から細々言われる事もなくなります。

「相談毎は迅速対応」「上司の小言」いずれもかつて自分が嫌だった経験をカバーしたに過ぎず、面倒なことは避け、やらなければならない事は早く片付けたほうが楽――、ただそれだけの事でした。

経緯はどうであれ、相手を優先したり嫌な思いをさせないよう考えたりすると、慕われたり、従順に動いてくれたり、協力的な言動になるとの経験から経営者になってから貫き通している事、葬儀支援事業から行っている事があります。

どんなに大変でも家賃、支払いで「待った」「値切り」絶対しない
・普段や支払い時にクレーム等ゴチャゴチャ言わない
・撤退は最低でも半年前に伝える
・葬儀業者は個人も多く「支払いは即日その場で行う」
・葬儀支援事業に於いて設備も含め借金はしない(料金に跳ね返る為)
・寸志類は一切受け取らない(帯の札束なら受け取る――、冗談ですぅ ^^)
・支援事業で家族に恩はきせない

前職の美容業もそうでしたが葬儀支援事業は自分達だけでは成立しません。家族目線だけでなく業者、宗教者、家主企業の立場での思考と言動も大切、その姿勢を日々訓練してるようなものです。

ホテルの婚礼美粧では「クリスマスディナー券数十枚」「おせち10セット」など強制的に買わされ嫌だったので、業者、家主、利用者から見返りを求めた事は一度もなく、お歳暮も無用と受取りません。

法人業者は月末締め切り翌月10日や末支払いなど相手企業の決まりがあれば即金支払いしませんが、業者支払いは石屋さんも含め全て納品、完了時の支払いです。

期日に支払う、待ったはしない、値切らない、どれも極々当然の事を続ける見返りは多く、あんしん館設立は数千万円は掛かったはずの支払いが税込21万円だけ(5年間家賃+5万円はありました)、屋根塗装、駐車場舗装、エアコンからドアや鍵まで全て家主負担で迅速に動いてくれる良心的な家主です。

また花屋さんはひつぎに一杯の生花を1万円で提供してくれ、返礼品屋さんは葬家名を入れず「施主」とする事で香典返礼品は1個から対応できるよう数十個はストック、そして住職や神主さん達は檀家の1/10の謝礼でも嫌な顔をせず、法要、盆供養まで超低料金で引き受けてくれてます。

これらの恩恵は全て利用会員メリットとして提供できる事で、国内無双と言える葬儀支援が可能となっており、事前入会の面倒な手続きでも入会の価値ありと感じて貰えるのでしょう。

そうそう、1月の葬式で生花持込は受けませんので「依頼者」→「生花店」→「あんしん館」の依頼があり依頼書には1週間以内の支払いと明記され確認してるにも拘わらず入金確認出来ず電話連絡したところ「うちの支払いは月末締め翌々月10日の支払いなのですが」と言われたそうで確認書の説明をすると今月末に支払うと言われたそうです。

「翌々月10日」とは最大100日後の支払い、雑貨品類の支払いなら分りますが生花は生物、依頼者からの支払いが翌々月などあり得ません。 僕はこんな業者との取引きは御免被ごめんこおむります。

ちにみに電話を切った後で即刻入金されたそうですから、催促電話を受けたら払うとは、催促されなければ払わない姿勢が自身の会社の信用を無くすよ行為と気付かないのでしょうか――、

信用を築くのは何年、何十年と掛かりますが、たった1回の対処ミスで失うものであるとの自覚があれば――、特に「金」絡みの点は要注意で、さほど金は無くても信用は築けるようです。

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