本来、パンフレットを見れば正確な料金と明細が分かって当然なのですが、全く分からないのが葬儀業界という不名誉極まりない実情、その最大理由として利用者が葬式の正確な知識を持ってない事です。
自分は知識があると思ってる人は葬儀屋か僧侶の受け売りか、実態を知らないから言える暴論のいずれか、前者は葬儀屋からすれば典型的な『鴨ネギ』、当支援センター料金を見ても「儲かるはず」と思うような後者は論外なので当支援センターは相手にせず事前相談すらしません。
ただ大半は常識を備えた善良な市民ですから、自己防衛の仕方を記載しますので賢く利用してください。
見積り条件と注意点
最低料金の「直葬」を同じ条件で見積りして貰う。たったこれだけで依頼先は決まります。
① 元旦(日曜日)午前2時逝去、死体処置後の午前3時お迎え
② お迎え先は地元で一番大きな病院指定
③ 安置する業者施設まで搬送
④ 火葬は逝去後24時間~48時間の間
⑤ 火葬後中は火葬場で待機した後、骨壺を持って帰る
①~⑤までの流れと、付帯する業務や葬具を全て教えて貰いつつ正確な見積書を出して貰います。
【各項目の注意点】
①②③ 夜間・休日・走行距離・安置追加(保冷剤含む)による加算の詳細
④ 法律により逝去時間~24時間以内の火葬できませんので安置48時間は絶対条件
④ 火葬予約が取れない場合、予約状況をプリントアウトして見せて貰う
④ 48時間の安置に必要なドライアイスなど死体保全費用の確認
④ 使用する「棺」「線香具」「搬送直後の安置場所」など現物(写真)と場所確認
⑤ 「死亡届出」とコピー1枚、火葬場案内、骨壺確認、支払いはいつかも確認
※ 上記以外で追加される条件と詳細確認する
特殊な地域でなければ葬儀屋はいくらでもあるでしょうから、依頼先候補の葬儀屋に行き上記条件で見積りを取れば料金の違いは一目瞭然、あとは棺などの葬具への拘り、逢える逢えない、搬送車両など自身の価値観で+-すれば良いだけですから公平な判断ができます。
また葬儀屋毎の理念や人間性については貴方自身の心が決めてくれるはずです。大事なのは「直葬プラン」で見積ること、家族葬や一般葬では素人さんには正確な判断はできませんので要注意、直葬は高いけど家族葬なら安い――、そんな葬儀屋はありませんからご安心ください。
費用だけの問題ではない
上記の条件を提示して「正確に見積りは出せない」と言われたら論外、絶対に候補から外さなければ成らない葬儀屋であると断言できます。また「文字」と「絵」の葬具説明も駄目、現物か実物の写真で確認しておかないと後悔する結果になるでしょう。
これは当支援センターの基準なので一般的な葬儀屋には当てはまらないかもしれませんが、各種死後手続きのアドバイスを始めとして「遺骨処理や墓」「盆も含めた追善供養」、更には入会時の費用と諸条件、その後の費用なども確認しておきましょう。
当支援センターにはありませんが、会員〇〇万円割引きとか〇〇%割引などの詳細も確認すべき、過去の経験から言わせて貰うと積立金数十万円が全く意味が無い葬儀屋もある――、ってゆーか、そのほうが多い実態ですから、その辺りは分からなければ正確な知識のある人に確認してから入会しましょう。
そして最後、解約したい場合の各条件『どの時点で解約すると、いくら戻るのか明確な金額』と『解約手続きを行う場合の明確な流れと全て完了するまでの期間』を確認して、全てに於いて納得できるなら入会すれば良く納得できない点があれば入会は見送りましょう。
あんしんサポートの事前相談は1回ポッキリ、検討して又来ますはありませんけど、多分日本でうちだけの設定だろうと思うので、葬儀屋なら何度行っても歓迎してくれるんじゃないかな。
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