自分でも利口ではないと思う

我想う支援日誌
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入会相談の度に聞かされる愚痴

葬式経験者の入会相談では100%の確立で聞かされる葬儀屋と菩提寺への「高過ぎる」の愚痴、菩提寺の布施が高過ぎる事、葬儀屋は追加、追加で当初プランの数倍~100万円加算されるなど、耳にタコができるほど聞かされてますけど正直なところ同情心は湧きません。

菩提寺の対応が納得できなければ離檀すればよく、理解納得してない葬儀屋に依頼しなければ良いだけの事、その手の話は何回も聞いてるはず、にも関わらず依頼して愚痴を言うのは自分の責任、なら聞くがあなたは職場で常に相手の立場最優先の言動を行い続けてますか?

出来る出来ないも含め主張の可否はハッキリ伝えますから、当支援センターの活動を商売と捉える人なら『それがお客様への対応なの?』と思ったり、これだけ強気な発言をする葬儀屋は皆無なので当支援センターと言うより、僕が嫌いな人もいて当然だけどそれで良い、それが良いと思ってます。

内心はムカついてもこびを売り低姿勢を貫き高額請求するのが葬儀屋の基本姿勢?、これに対し赤字覚悟で設定したプランばかりで赤字補填しなければ存続できない支援活動を続ける「あんしんサポート」は家族の笑顔、信頼、感謝、そして最大は自己満足がエネルギー源で金銭面での実利は殆どありません。

ムカついたり、嫌々では上記エネルギーは湧かずストレスが溜まれば「心」を壊す事にもなるので、無理はせず言いたい事は言い、嫌なら断るの判断を貫いて17年になりました。

利益無視の当支援センターは経済的弱者でも生活に支障が出ず納得できる内容と品質の葬式を支援する事が目的、ゆえに多くの人に好かれようと思っておらず、何年経っても、誰に対しても理念にブレない姿勢だから信頼に足る支援センターであると周知されているのだと思う。

勿論、それだけの価値が無ければ会員数や依頼数は減り存続すらできないはず、8年間以上費用の掛かる広告宣伝はしてませんが存続できてる今、17年前から貫き続けてる姿勢が正しいとは言いませんけど。少なくとも間違いではなかったという証拠のようなものです。

金銭欲より「必要とされる事」

きっと年齢もあるのでしょうが「世間体」「見栄」は、さほど無いと思ってましたが、予想以上に「物欲」も少ない事に気づかされ『誰かに頼られる事に喜びを感じる人間』なのだと改めて実感させてくれた葬儀支援の道、過去の経験則からしても他の事業では経験できなかっただろう。

同様の喜びを得られる職業、あえて言うなら単に医師・教員ではなく「病気を治す事に喜びを感じる医師」「子供を教育したり成長させる事に喜びを感じる教員」など、自分や家族以外の人達に満足を提供して頼られる事に喜びを感じられる人なら理解できるでしょう。

就業時間の軽減、休日の増加を叫ぶ時代に逆行するブラック事業なのは重々承知しながらも、媚びず精神的な苦痛もなく、ストレスを溜めず、充実した楽しい人生を過ごせています。

勿論、休日、夜中の出動、徹夜が辛いとか、海外旅行、ゴルフしたいなど辛い事や希望は沢山ありますけど、希望は全て叶うより望んでいるくらいが丁度いいと思ってます。個人的には休日は1週間に1度くらいがベスト、週休6日だったら暇過ぎてつまらない日々、だから悠々自適な生活への憧れはありません。

当方の各プランは全てオリジナルで葬儀屋では真似できないプランもあり、もっと儲けられるのは間違いありませんけど、自分自身が納得できる支援内容である事が一番大事、結果として儲からず補填事業で穴埋めするような様は決して利口じゃないと自覚はしても、それが自分を納得させるのだから仕方ありません。

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