意思の弱さを克服する発想

我想う支援日誌
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昨年末27日~20日間ほど続いたあんしん館安置もようやく一段落、昨日14日は、アガサクリスティが如く「そして誰もいなくなった」状態となり朝はコストコで朝昼食を買ってきましたが、お昼前に搬送依頼の電話が入り、のんびり気分は半日で終了しました。

休日もなく、24時間、それも昼夜問わず突然の対応ですかから客観的に聞けば確かに大変な仕事の印象を受けますが、自分の意思とは無関係に煽られ追われる仕事は下記の如く根が軟弱な僕に適職です。

※1やらなくて済むならやりたくないし、かといって※2流れ作業やトイレに行くのも躊躇するほど拘束される仕事も嫌だし、※3無能な上司の顔色伺いなど出来ないし、会社の方針が納得できなければ従う気になれないだろうし、葬儀社社員のように※4横柄な客でも反発もせず笑顔で対応など無理、就業時間は我慢の連続みたいな仕事もできそうにありません。

改めて書き出してみると『愚図』と言われても仕方ない人間に思えますが『自分がした事で相手が喜んでくれる姿を見ると嬉しくなる』という変な性格がありますので、それらを実現させれば適職となるのは間違いありませんから、それを実践しているに過ぎません。

※1「やらなくて済むならやりたくない」
病院でも施設でも死体処置後は速やかに搬送させねばならず、会員制で事前約束してますから、夜中でも正月でも、例え体調不良でも追われるから動くしかありません。

「動かざるを得ない状況を創り出しておけば動くしかありません」

※2「流れ作業と拘束」
2,000件余りの葬式施行をしてきましたが同じ葬式はありません。毎回違う葬式ですから飽きる事もありませんし、家族毎に最善を考慮や配慮するのでマニュアルで動くこともありません。

「マニュアルは最高でも70点、僕が目指すのは平均90点の葬式」

※3「上司の顔色伺い」
これは経営者になるしかなく、自社の理念・信条・目的は自分で創り出せば良いので誰かの顔色を伺う習慣は皆無と言えるほどありません。

「使われるのが嫌なら自分で起業して自分で運営すれば良いだけの事」

※4「横柄な客でも笑顔で対応」
誰が見ても儲からないと思える価格と品質なら「お客様ではないと公言しても反論はない」さらに会員制にする事で入会相談の段階で可否の振り分けができるから嫌な会員は基本存在しない。但し誰が見ても納得できたり、お客様扱いしなくても納得できるだけの価格・内容・品質が無ければ単なる傲慢なお馬鹿になる自覚は必要です。

「嫌な人でも親身になって対応できるほど人間はできておらず事前に断ればいい」

安泰な社会で人を殺せば殺人者と言われますが、戦争で対敵を大量に殺せば英雄とさえ言われますから、善悪や良し悪しはケースバイケースです。

個々の資質も「慎重」と言われる事もあれば「のろま」と言われる事もあったり「従順」と言われる事もあれば「愚図」と言われることだってあります。

『自分の持つ資質を否定したり直すより活かせる事をすれば良い』

人間誰しも良い点もあれば悪い点もあるものですが、人は何故か欠点を直す為には――、と考えるようですが、簡単に直せるようなら誰でも直してます。

自分の持つ性格や資質は直すより活かしたほうが簡単だし成長し易く伸び易く、我慢が少なくストレスも少ないから自分の精神を壊すこともありません。

人間最後に欲するのは金でも名誉でもなく心身の健康です。

仕事を替えたり、人生を変える事を考える人が多いですけど、今の人生を捨てる前に考え方ひとつで「頑張る人生より楽しむ人生」に変更させられる人もいるのではありませんか!?

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