印象操作され易い日本人

我想う支援日誌
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葬儀支援で数千人以上の人達とじっくり話しをする機会を得られ、特に強く感じるのは『日本人は印象操作いんしょうそうさされ易い』ことでマスコミは良く使います。

『これが印象操作の一例です』
「支持する33%」の面積に対し「指示しない47%」が過半数以上に見せて支持しないが断然多いと思わせるよう印象操作した画像です

『こちらが正確な円グラフです』
支持しない47%
支持する 33%
無回答  20%
テレビ・メディアでは日常茶飯事です

若い頃は仕事柄もあり日経、流通、読売、朝日、上毛を読んでましたが、地元の出来事が分る上毛以外は読まなくなりました。

読売、朝日を読めば分りますが読売は自民党系、朝日は当時の社会党、共産党系と対局記事の為に双方読むしか無かったけど、ある時『どっちも記者と編集長次第で好き勝手を書いた印象操作!?』に気付き止めました。

結論を言うと『誰かに洗脳されるより自分なりの意見を持つべき』自分の人生や思考は自分で決めるべき、人間性も知らない記者の偏った政治思想に印象操作されるのは真平御免と気付いた20代後半でした。

その後は様々な視点から本を読みましたが、ひとつだけ分かった事があり、成功者や偉人は、その人だから出来た事であって凡人の自分ができる事でなく偉人や成功者の大半は書物でなく自身の現場から学んでます。

自分の現場と考えると『お客様』という立場の人達が見えました。ひとり一人の客の不満を聞くと、やるべき事は自然に見えて来る事に気付きました。

商売なら『お客様』、これは会社組織であっても上司や会社でなく末端の『お客様』であると気付くべきです。

あなたの給料は会社からですが、会社はお客様からの収入が無ければ払えないのですから末端の顧客最重視です。

経営者前に役員だった美容材料卸の会社は効率の悪い販売手法が当然と分り前職が同業だった事もあってメーカーと直接折衝して仕入れしました。

入社から一週間ほど後、初めて荷物が届くと社長が「注文したの誰だ!」との大声に「俺ですけど売りますから大丈夫です」と言葉を遮りさえぎました。

数日で完売、再度注文して完売を何度か続けると社長に言われました。

「武ちゃん、その売り方を他の社員にも教えて貰えないかね」

既存に無い現実は口で説明するより見せたほうが早いとの行動でしたが、これが通用しない会社なら躊躇ためらうことなく退社したでしょう。

会社が新人を値踏みするように自分の人生を掛けられる会社であるか否かを試した一件であり、結果として僕自身の印象操作をした一件でもあります。

美容室経営者は女性が多い点を踏まえ自身の印象操作もしました。スーツは2着39,000円の安いイージーオーダーだけど2週続けて同じ服は着ず、全身同色コーディネートでネクタイ、ベルト、バッグはダンヒルでした。

今は家族の生活が守れる葬式の設定と施行が第一だから全身真黒で、動きやすい服装が第一で、異性として好感を得る必要はなく、汚らしい不潔さの無い清潔感さえあれば問題ありません。

印象操作とは故意的にする事もあれば、社風のような形もあるし、葬式で黒い服を着てくのも自分を良く見せたい、変な人と思われたくない印象操作のひとつと言えるだろう。

テレビ、新聞、ネット、一般の人達なら「クチコミ」など様々な印象操作が横行する時代ですから、例え誰の葬式であろうとも――、

夫婦なら『配偶者と自分』、家庭なら『家族と自分』、お一人様なら『自分』の幸せが最優先を忘れたり疎かおろそにしないで欲しい。

葬儀業界も様々な印象操作で高額な葬式をさせようとする傾向がありますが、葬式はこうしなければ成らない、こうしなければ供養はできない等の印象操作に惑わされ易いが自分や家族の『幸せ最優先』を忘れないで欲しい。

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