片道45分の公営墓地内にある墓探し

我想う支援日誌
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『あーぁ、またやっちゃったぁ』

隣接市から事前相談に来てくれた家族の話しを聞いてると寺墓所に墓があるようですが、信仰に変化があって寺の墓は不要な家族だと分りました。

80代の母親は墓を気にしており色々な事情があって墓閉じ出来ずにいたようですが、どう聞いても早い段階で墓閉じが必要だと分った。

されど金銭的な余裕が無いのも明らかです。我々が事情を話して極力安くして貰うのが最善なのは間違いありません。

しかし公営墓所内の寺墓地墓で場所は不明、家族は誰も運転できず事前相談もヘルパーさんに乗せてきて貰ったと帰り間際に分りました。

墓閉じの見積もりを出すには墓の場所を探す必要があるがヘルパーさんの費用だって掛かるし墓探しは思ってるより大変です。

これ以上話しを進めると大変になると分ってますから少し考えます・・・が、いつものパターンです。

「和墓地? 洋墓地?」「石の色は?」「〇〇家って書いてあるの?」「建立者名は?」等必要な情報を確認して言います。

「僕らなら費用も掛からず場所が分かったら石屋さんに見積もり出して貰って伝えるよ」

「本当ですか、ありがとうございます」

「費用が出たら「する」「しない」は決めればいいから、お母さんにも伝えておいて」

事前相談と入会手続きが終わるとすぐに準備して片道45分のドライブに出発、墓所に到着すると寺墓所は4ブロックあるようです。

両サイドから全ての墓石を確認しながら歩きますが見つかりません。

僕は4ブロックから千明は1ブロックから確認して残り20基ほどになった時「あったぁ」との声――、

墓石の写真、道順の写真など撮って帰りも45分のドライブをして事務所に戻りました。

タクシーで来た人が市内なら送って行くし、他市なら駅まで送っていくのも普通です。

石屋が方向音痴なのもあって墓の場所探しもよくあることです、事務所に戻ると石屋が見ても分るように製図するのは千明の仕事。

事前相談で2時間も話していると――、2時間も話すから分るとも言えますが、その家族にとって必要な事、すべき事も見えてきます。

見えても黙っていれば済むことなのですが、お節介と言うか、お馬鹿と言うか、分ってしまったものは黙っていられないようです。

結局、一銭にも成らない事にわざわざ首を突っ込む事がとにかく多い。

『馬っ鹿じゃねぇの――、』時々自問自答もしますが、この手のお節介は儲けは関係無いのが分るからでしょうか、とにかく喜んでくれます。

利口じゃないのは確かだけど電話予約してわざわざ入会相談に来てくれたのですから我々ができる事をするのは礼儀であり当然とも思う。

もしかしたら、こんな部分も紹介に繋がってるのかもしれません。

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