団塊世代終幕期の始まり!?

我想う支援日誌
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群馬県内は午後3時が最終火葬でしたが、前橋斎場は昨年から予約が取り難くなり、1月は一週間以上予約が取れず、2月も4~5日予約が取れない日が続いてるからでしょうか、2月18日火葬~、午後4時火葬の予約枠が設置となりました(行政としては速い対応だと思います)

何処の斎場も朝一火葬は比較的予約し易い時間帯、数年前なら前日予約も普通にできましたが、昨年辺りから朝一火葬の予約も取り難い状態となっています(前橋斎場は12火葬炉)そこで現状分析すると、コロナ感染での外出自制、他人との接触規制との見解もありますけど――、

『前橋市民が届出人であれば何処の誰でも無料火葬してくれる』
『10名以下なら無料休憩所で待機できる』


同規模で隣接の高崎市が『市民のみ無料』『会葬者1名でも有料待合室必須』となれば、血族6親等以内の前橋市民がいれば集まってくる可能性も否定できません。

今現在は前橋斎場のみ予約が取れない状況ですが、この傾向は団塊世代の老齢化に比例して2030年代まで死亡者数が増え続けますから全国的に同様の状況に入るでしょう。

しかし2030年代を過ぎると死亡人口減少となる為、古い火葬場の改装や移転はしても新たな斎場を造る可能性は極めて低いと思われます。

朝一火葬の予約が取れないとは『直葬系利用が増えてる』訳で、無信仰者の火葬選択だけでなく、史上最高値の電気代で諸物価値上がり、更に年金減少と経済的な理由で直葬選択する家族も多いです。

コロナとロシア戦争は予想外でしたが、その影響は10年ほど前倒しになったに過ぎず、この状況が来るのは凡人の僕でさえ16年前に分っており『それまでに直葬も当たり前の世の中にしておく必要がある』と過去のブログにも書いた通り、ただその点はコロナ感染の影響で実現した感があります。

経済不安の無い家庭は別として庶民や700万人もいる独居老人、老夫婦世帯など年金生活者が過去のような高額な葬式を続け配偶者の死後費用で100数十万円掛かるとすれば、老人にとっての100万円は年収にも匹敵するわけで、ひいては生活保護者増に繋がり、更なる増税の引き金となれば本格的な『葬式貧乏時代の来襲』と成り得る事さえ懸念されます。

家族の死で絶対に忘れるな

※ 葬式で金銭的な無理は絶対しない
※ 基本、火葬さえすれば問題はない
※ もしもの時に掛かる実際の総支払額を正確に把握しておく
※ 見栄、世間体、無責任な親族発言に耳を貸すな

※ 我が家の生活は自分しか守れないと肝に命じておく

残念ながら人の死後に関わる大半は自分達の利益優先、その結果として高額な死後費用が掛かると言っても否定する人は皆無と言えるでしょう。

『誰もが高いと思う』とは、それだけの価値を感じてない証明にも拘わらず手を変え、品を変え、霊感商法や絶対に追加必須の詐欺のようなプランを掲載してまで利益を得ようする姿勢は、30数年間経営者人生を歩いた僕には理解も納得もできません。

ハンドルの無い車を売られたら詐欺だと騒ぐでしょ。葬式に於いて追加しなければ火葬できないプランも同様の嘘つきプランですが、何故か堂々と掲載するのが葬儀業界、他の一般業界では絶対に許されず消費者が騒ぐはず、それだけ利用者が葬式に対して無知過ぎるということです。

例えるなら病院と一緒「胃が風邪ひいたんだね」と言われ、信じてたら体調が思わしくなく後日セカンドオピニオンで末期の膵臓癌と診断され終幕を迎えた人も周囲にいるのではありませんか。

医療に関しては専門知識が無ければ分りませんので不安や不信感あればセカンドオピニオンは当然の権利、葬式も言われるがままでなく、せめて事前に調べるなり、数軒は直接確認してみるなどしなければ駄目なんです。それは当あんしんサポート葬儀支援センターに於いても同様です。

当方には明確な理念、信条、目的があり、全ての家族に適応すると思ってませんので、事前相談等で互いの考え方を伝えあって納得できなければ他を当たって頂くしかないのです。大小問わず各葬儀社にも各々の考え方はあるでしょうから家族の価値観に近い葬儀社を探しておく事は絶対条件です。

あんしんサポートを例にすると

・事前入会してなければ逝去電話しても受けません
・菩提寺の行う葬式は受けません
・菩提寺に墓がある家族の依頼は受けません
・当方理念、信条、目的に賛同無ければ受けません
・横柄な言動の方は入会すら受けません
・電話でパンフレット送付依頼は受けません
・入会相談は来館が原則(遠方等の特例あります)

次回「嘘つきプラン」を見抜くです。

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