子供を宛てにできない高齢者の終活思考術

我想う支援日誌
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前回独居者の孤独死や突然死への対策を考えてみましたが、この問題は抜本的な解決方法を考える必要があるだろう。

考え方の基本として現時点から終幕までを積み重ねる思考より『終幕から逆算するべきだろう』これらの問題はあれこれ考えず『シンプル』に徹する事です

終幕後

『死体処理』+『遺骨処理』自分では出来ないが、事前に計画を立てさえすれば一番簡単に解決できる問題なのは間違いない。

『火葬』と『後々費用の掛からない遺骨処理』を完全依頼すれば済む

一例として、あんしんサポートなら『完全委託 120.000円税込』の鉄続きを済ませておけば死後の心配は全くする必要がない。

自分で自分の面倒が看れなくなった場合

この部分が最大の難所、認知症等の問題が出る可能性もあるし、施設でお世話になるとしたら費用の問題も出てくる。

僕の知る限り『施設費用は170.000円ほど掛かる』半額ほどで済む特養は介護度3以上なのと待機者が100名以上いるのが普通だろう

現在も含め普通に動ける状態

この点は今現在も生活をしているだろうから、大半の人は問題ないだろうが問題なのは青枠赤枠である

『終幕後』
火葬+遺骨処理費用を貯めるか事前入金しておく必要がある

自分で自分の面倒が看れなくなった場合
その時が来たら利用できる施設や方法論を検討しておく必要がある。

以上を踏まえた上で、此処から先は個人的な意見だと思って欲しい。

多分、一番親身に成って相談にの乗ってくれるのは地域包括支援センターだろうと思うけど、行政でも、自治会でも、当人達は困ってない人達です。

勿論、親身に成って相談に乗ってくれたり動いてくれる人もいますが、そんな人は極少数でしかありません。 そこで・・・

似たような環境の人達でコミュニティを立ち上げたらどうかと思う

・初めはネットの中だけでいい
・参加者が増えたら直接話せる場を検討する
・包括支援センター、自治会等と連携を図る

ようするに――、自分の悩みを言える場があり、何を言っても基本否定されない場があり、同じような環境の人達と意見交換できる場を創るわけです。

あんしんサポートに予約して入会相談に来られる人達の多くは、本音が言えると思うと様々な家庭事情を話してくれます。

だから個々の家族に適したアドバイスができるし、その結果を知り合いに伝えるから紹介が多いという流れなんだと思う。

人は金銭的に余裕が無いとか、家族関係がスムースでない等のネガティブ(諸問題的)な発言をし難いですが、それを言える場であると理解すれば溜まってるものを吐き出してくれます。

また家族だけで話すより我々の存在があったほうが言い易いと何度となく言われました。

簡単な問題、難しい問題は個々の感覚で様々ですが、どんな問題でも言える場があるだけで精神的には癒されるような感じを受けます。

その結果として前向きな思考になり易いし自分だけじゃないと思える事も大事な気がします。

アドバイスが目的ではなく、まずは吐き出す場所があったら・・・・なんて思うわけです。

老人夫婦世帯も800万ほどあると思いますが全て独居老人予備軍です。

この問題は行政等に依存するだけでは解決できない気がします。誰かに頼るばかりでなく自分で動かない限り思ったような現実は訪れないでしょう。

そんなあなたをサポートしてくれる人達なら、我々を含めいくらでもいると思います。

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