執筆終えて

我想う支援日誌
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17章・約12万文字の掲載が完了しました。父親逝去の一報が届いた16年前、父親の葬式と遺骨処理を聞かされ、不思議な感覚を得てから不思議な出逢いと逆らえない強い流れで誘導されたような数年間でした。

15年間の葬儀支援人生でハッキリ分かったのは『俺は葬儀屋に絶対なれない』と言うより成りたくない事だけは確かです。

自分の持つ全ての時間、体力、気力、健康、しいては命まで賭さねばできない事ですが見返りは『天職との巡り会い』と老いて尚の『生き甲斐』でした。

15年前には言葉に出来なかった事も多々ありオブラートに包んで話してたのが嘘のような2022年、葬式に対し全て本音で話せる時代になりました。

「日本で唯一断る葬儀屋」「生き方の葬儀屋さん」「菩提寺の葬式は受けない唯一の葬儀屋」などかつての常識からすれば驚愕ですが、だからこそ精神的には楽な日々を過ごせているのでしょう。

また非会員と菩提寺は受けないと公言した際は何処まで依頼数が減るか若干の不安もありましたが2021年との比較は110%増の施行数と伸びています。

15年前、周囲から「そこまでしなくても」心配させてしまいましたが、今は始めた時期、各判断に間違いは無かったという思いです。

社交辞令でなく本音で地域の人達に感謝され、身体の心配までして貰えて儲かりはしませんけど食えるのが葬儀支援です。

残念なのは葬儀支援を行うのが群馬県前橋市1か所である事、本書やブログを読んで共感する方、葬儀支援をしてみたいと思う方がいてくれたらと思う。

かつてネットで知り合った人達の中には葬儀支援が出来そうな方も数名おられましたが、今はどうしているのか――、

商売が順調なら何も言う気はありませんが、行き詰まりを感じたら葬儀支援への移行を考えられると良いでしょう。

2030年代、団塊世代の終幕期が終わるまでは葬儀支援事業の需要は絶対に増え続けると断言します。あと15年間でしょう。

15年後の葬式は今とは相当違って葬儀支援に近づくはず、かつて結婚式がそうだったようにそれが自然であり必然だからです。

葬儀支援をしたい人でアドバイスが必要ならいつでもご連絡ください。

最近数名の方から連絡を頂きましたが、聞いてる限り僕が出店した営業所で働きたいサラリーマン感覚の方ばかりでしたのでお断りしました。

サラリーマン感覚で葬儀支援は絶対にできません。

いつか葬儀支援について語れる人達が千明以外にできたら最高、それを楽しみに生涯現役で動き続けます。 

     あんしんサポート葬儀支援センター代表執行役員 武井 利之

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