商売もお互い様――、が自論です

我想う支援日誌
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今回のインボイスへの対応について「経理面の面倒さが明確でない」と書きましたが、この点はその通りで、新しく施行すれば1年間の中で様々な諸問題が出たり修正されるのが常だからです。

当初は会員メリットだけ書けば良いかなと思ってたのですが、免税業者と簡易課税業者は殆ど同じ税金を納入してる点を書いた事でメールでやりとりしてた方から、経理面はそれほど面倒になるでしょうか?との疑問、正直なところ現段階では殆ど分っていません。

しかし「登録」したら絶対に起きる事のひとつが問題なんです。その理由は、もし業者さん達がブログを読んでくれてたとしたら恩着せがましくなるので7回+「最終回」の中でも触れませんでしたけど、それは『小さな取引業者さんを守る』ことです。

葬儀社の顧客は社葬等で無い限り一般消費者ですから、消費税うんぬんとは言われませんけど、葬儀社がインボイス登録してれば、消費税が経費計上できる請求書の発行を取引業者に要求する事に成る為、業者さんは例え年商500万円でもインボイス登録するしかありません。

するとインボイス用、請求書、領収書の準備から始まり、面倒な手続きが必要で自分で出来ない人達は税理士依頼など今までより余分な出費が出る可能性もあり、その辺りの実態把握はできません。だから当社がインボイス登録しなければ、個人商店のような業者さんは今まで通りで済みます。

1年もすればインボイスの実態も理解するし、我が家はどうするかも決められるでしょうから、その点が明確になってから「確認・登録」しても良いとの判断です。

商売もお互い様

商売も含め世の中は全てお互い様で成り立っていると思っており「お客様は神様」なんて思ったことは一度もありませんし、お客の立場でも偉そうに振舞うこともありません。

「玉子と鶏」の話しと一緒でどちらが先かは別として「より良い物をより安く」を実践する商人なら大勢の顧客が利用して繁盛しますから、結果として利益が出て経営も続けられ、出た利益を更に顧客に還元する事で利用者もさらに増える好循環になる。

商人だけが利益を得るわけでなく、利用者も安くて良い品が買える利益があるのでお互い様です。

当方が超低料金でも高品質な支援活動を続けられるのは、家主企業、取引業者の皆さんが当支援活動を理解してくれ、後方支援してくれてるお蔭ですから当方もできる事はして当然です。

利用者への便宜を図る為に業者は叩けるだけ叩いて大きくなった会社はいくらでもあるし、それを否定する気もありませんが僕に向いてない経営手法というだけの事、商売でなく『支援事業』として考えてるからかもしれません。

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