一般社会では非常識な葬儀業界の常識
10月後半から11月に掛けて友人が葬式したら看板には直葬プラン86,000円~って書いてあったのに請求書は30数万円で驚いた人、家族葬30万円ほどの表記が支払いは130万円「ありえない」との話しが続いたので、その辺のことについて書いてみたいと思います。
よく見ると料金の後ろに「~」の記号があったと言ってましたが、僕の知る限り表記価格で完了する葬儀屋のほうが圧倒的に少ないはず、理由は必須項目すらプラン内に含まれておらず、追加発生条件の記載も無い葬儀屋のほうが多いからです。
追加必須なのに表記料金で可能なような書き方が大半の葬儀屋で是正する気はなく、どうしたら安く出来るかでなく、安いと思わせられるかは詐欺の発想なんだけど、それすら気づいていません。いずれも4倍~5倍の請求という一般常識ではあり得ない事が当然の業界なんです。
人間は嘘をつき続けると「嘘」の自覚は無くなり嘘が真実のようになる。僧侶が「布施はお気持ちですから」と言ってるのも同様の心理、実際は気持ちでなくメニュー料金を要求するのに言葉だけの「お気持ち」を実践しているような錯覚をしているのかもしれません。
幸いにも業界人との付き合いはありませんので、18年目の今も葬儀業界の常識は非常識と認識するので葬儀業界と寺の友人は必要ありませんが一般業界の友人は沢山います。
最低限と違和感の無さを両立させたプラン設定
プラン設定する上で直葬プラン・家族葬プラン各々で必須項目を外す事はできませんが、家族毎に異なる判断になる項目は基本全て外す事で費用を抑え、必要な家族は追加可能としています。
また必須項目の中でも家族が違和感を持ったり周囲に気が引けるような、、例えば主流は「山型フタ付布棺」なのにかなり昔は主流だった「平らなフタの白木合板棺」は現在主流の物を提供、過去の棺をプランに含め現在主流に変更させて5万円加算するのも典型的な詐欺商法です。
実際はもっと沢山ありますが、低料金化設定、違和感の出ない設定代表例を記載します。
「最低限の料金設定にする」
病院等からの搬送すると祭壇前で納棺安置した後、末期の水、線香を供えて最終打ち合わせ、以降は直葬なら斎場、家族葬なら葬式の時に顔を見られますが、その間は逢えない設定にする事でプラン料金を抑えてあり、途中で逢いたい家族は+11,000円が必要としています。
途中で逢う前提の設定にせず、逢わなくて良い人の合わせたプラン料金にして安く設定、途中で逢いたい人は加算すれば逢えるほうが料金面では優れてます。
「誰が見ても違和感の無い葬具」
当支援センターで使用する山型フタ付き布棺は高い葬儀屋は27万円、一番多いのが約10万円、安い葬儀屋なら5万円位まではあると思われますが、当支援センターのように実質販売価格¥12,500税込は仕入価格より安いことから国内でも皆無でしょう。
それほど原価の差はありませんが、白木合板で平らなフタの棺にすれば少し赤字は抑えられるでしょうが、家族が火葬場で違和感を感じたり気が引ける葬具では意味はなく、だから葬具は全て主流の物を使用して、且つ祭壇には30万円相当の供物類を飾ってあるのです。
直葬プランは搬送後は部屋の片隅で納棺安置されるのが普通ですが『最後まで温かく送る』が当支援センターの信条ですから、30万円相当の供物が飾られた豪華な祭壇前で納棺、末期の水、線香なら例え親族が病院から同行しても家族の気が引けることはありません。
ただ安いだけを目指してません
あんしんサポート葬儀支援センターは日本一低料金と言われ続け、我々もそのように理解も自負もしておりますが、安かろう悪かろうでは価値がありません。直葬プラン¥75,000税込は日本一低価格でありながら、実質は一番豪華な直葬プランであろうと思われます。
また葬儀屋では絶対と言えるほど聞けない、各々の家庭に合わせた死後手続きと生前対策に数時間を要すのが通常ですが完全無料で対応、更に多くの家族の課題となっている墓閉じでは相場の半額~1割料金で実現しているなど、残る家族の生活を守るべく対応しています。
全国全都道府県に各々1件づつで良いから、当支援センター同様の対応をしてくれる支援センターが設立されたら――、僕自身が71才を迎えた18年目の心境です。
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