葬儀支援も18年目に突入3千数百件を担当してきた最大の変化は『完璧な無信仰者になった事』であり、その原因は改めて数えていませんが沢山の住職と接触したことです。
最も下衆だと感じるのは「脅す人」宗教者と名乗る人が無知で純粋な人達に対し祟られる・呪われる等の戯言で脅すなど以ての外、自分の利益を優先する人間は宗教者じゃないでしょ!?
墓閉じで脅す住職の実例
2人の娘が結婚して墓守不在が確定した老夫婦は、いままでお世話になった寺に迷惑を掛けず、娘達にも迷惑を掛けたくないと菩提寺に行き、今で無ければ墓閉じ出来なくなると相談に行った。
住職から暫し待つよう言われ待機、別室から戻った住職から渡された手紙は墓閉じの際に必要な「洗米」「塩け」「酒」を持参するよう書かれており持ち帰りました。
自宅に戻って改めて準備する物を確認すると紙面最後に「先祖から祟られること疑うことなかれ」と書いてあるのを見て驚き当方に電話して片道40分の距離を来館、どうしたら良いかとの相談です。
その用紙を見た僕は腹が立ち、墓閉じは引き受けるから即刻話を薦めるよう伝え1週間後には完了、その老夫婦は住職からの言葉が気になっているのか、10年以上経過今も合同盆法要には毎年参加、実際の所は分かりませんが、自身の発言が長期に渡り家族を苦しめる事もあると自覚すべきです。
捨てゼリフでなく「墓閉じをされても先祖が悲しんだり、寂しく成らないよう先祖への思いを忘れないでくださいね」くらいの言葉を使って欲しいもの、上から目線は直接逢わなくても分かります。
自分を器の小さい人間と露呈した住職でしたが、自身の馬鹿さ加減を公表するようなものであると気づかない所が下衆であり、そんな脅しは通用しない人間もいるのです。
1年や2年の修行で法力が備わるわけでなく僧侶の大半は凡人の自覚を持ちつつ、せめて志くらいは高く持って他人から尊敬に値する言動をして欲しいものです。
直葬は間違ってますよ
18年前のこと2030年代の団塊世代終幕期は実質年金は下がり続けるが今の日本では経済成長は厳しいはず、また加齢に比例して医療費は上がり続け、老人世帯が増え続けてるから独居老人750万人時代到来となれば、高額な葬式代など捻出できません。
そこで直葬も当然の世の中にしておかなければ大変な事になるとブログ・著書・講演会でも公言し続けてましたが、元葬儀社勤務で当時ブログを書いてた方からのコメントは「直葬は間違ってますよ」の内容、確認するとやはり仏教儀式が必要との事でした。
なら信者5億人の仏教より、23憶人キリスト教、18億人イスラム教、11憶人ヒンドゥー教、更には12憶人無信仰者はどうなるの? あの世は各宗教別にあるの?との疑問も含め返信した記憶がある。
どんな信仰でも無信仰でも自由だけど、自分の信仰以外を否定するのは単なるエゴイストでしかないとの自覚はありますか?と伝えると返信はありませんでした。
キリスト教以外の信仰を持つ方に聞きますが、キリスト教信者が聖書を見せながら一生懸命キリスト教を説いたら、あなたは納得しますか? またキリスト教信者に仏教信者が法華経を説いても同様です。
読経を唱え居士大姉の戒名を授けて50万円が当然と思ってるのは僧侶だけ、戒名が無ければ仏弟子に慣れないと言われても釈迦弟子になりたいと思いませんし、読経しなければ、あの世で浮かばれないと言うあなたは、死んだ経験があるのですか? これが無信仰者の考え方であり本音です。
もっと言うなら「この20万円の壺を持っていれば幸せになります」は霊感商法と言われ逮捕され処罰を受けますけど、それと読経・戒名で30万円の何処が違うのか僕には理解も納得もできません。
自分では気づかないんだろうな
宗教は洗脳ですが、その洗脳が自身の人生で支えになり周囲に迷惑を掛けないものであるなら否定しませんけど、他人に散財させたり、脅すなど宗教うんぬん以前に人として論外です。
ついでに言うと、この発想と行動で3千数百件の施行を直接担当、更に10年間は暴利を貪る菩提寺の葬式と寺墓の人の入会も受けないと公言実践し続けてますが一度も祟られた事はありません。
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