墓閉じ行政手続き

我想う支援日誌
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昨日9月22日午前9時30分、普段はしませんが84才独居老人(お婆さん)依頼者宅までお迎え、市役所8階の公園緑地課(公営墓地管理)に同行して墓閉じ手続きしてきました。

都内に長く住んでた84才・独居老人・息子は都内在住・運転を始めたのは50代、前日の墓閉じ相談予約では、あんしん館に到着できず途中で電話をしてきた方なのと、市役所の手続きにも不安があった事と、彼岸過ぎに墓閉じ(当日見積り完了)しますが、閉じる前に墓参りをさせてあげたいからでした。

案の定「出した遺骨は散骨」と伝えると、改葬届(墓出し遺骨は散骨・手元供養なら改葬には当たりません)の話を始める程度の知識しかない担当者、同行してなければトンチンカンな者同士では更に時間だけが掛かったことでしょう。

想定した倍の時間が掛かった手続きが終わると道中のスーバーで生花を購入、1万基以上あると言われる赤城山中腹にある公営墓地で墓参りは、道路から10mほど階段を下りる墓所でしたから老人には大変、23日の彼岸は近隣道路は状態するし墓の確認も兼ねてでした。

完全無料で半日動き回る結果となりましたが『お婆さん大丈夫かなぁ』と心配してるより精神的には楽ですから同行して正解だったと思う。

墓参りが終わると昼過ぎだった事もあり食事に誘って頂きましたが、次の仕事があるので遠慮すると昼ご飯を食べてくださいと1万円差し出して頂きましたが葬式時と同様辞退しました。

葬儀業界は寸志を貰うのが当然のような感覚の人が多いけど、当支援センター以上の対価を得ており、日本にチップ習慣はありませんので色んな意味で不公平要因であり、業者だけが良い思いをする余分な費用を常識化するのも良くない傾向なので全て辞退すべきです。

勿論、いつもする行動でなく「独居老人だった事」「前橋に慣れておらず運転もいまいちだった事」そして「我々の都合もついた事」と条件が重なっての事、我々からした提案なので初めから寸志を頂く気などありませんからお断りするのは当然です。

当支援センターが仲立ちするメリット

当支援センター以外で探すのは困難、若しくは不可能かもしれませんので話しとして読んでください。

『対石屋では』
数百の墓閉じ支援をしていますから、墓所の立地条件、広さ、石の使用量、墓閉じ条件が分かれば、ある程度の撤去費用は分かりますから、もし高いと感じれば「高くねぇか?」と言え、当方は石屋からキックバックは貰いませんので堂々と交渉出来ます(相場の半額~1割価格で完了が多い)

最も依頼先を決める際「俺は石屋に儲けさせる気はない、但し施行数はその辺の葬儀屋の比ではなく年間通して墓閉じ・納骨・墓誌彫り依頼はある。それで良ければお願いします」と伝えた上で依頼してますから、石屋さんも当支援センターの真意を理解してくれて低価格で施行してくれてます。

また費用は当方が墓閉じ完了時までに依頼者から預かり即金で支払うので業者も安心です。

『対菩提寺』
菩提寺がある場合、墓閉じが決定するまでは菩提寺に一切言うべからずと伝えておくのですが、理由は菩提寺からすれば金づるが減るから何とか防御しようと「あーだ」「こーだ」と御託ごたくを並べで墓閉じを中止させようとしたり馬鹿高い永代供養墓に入れさせようするのが一般的です。

総額見積りを確認して「決定」した上で住職に伝えると稀に「離檀料20万円」など馬鹿な事をいう住職もいるので、再度当方に相談に来られると「そんな契約はしておらず法的に支払う義務は無いから断わればいい」と伝えるので当方会員さんで離檀料を払った人はいません。

『閉眼読経・墓閉じ時』
家族が行きたい場合は別ですが、基本的には読経時、墓閉じ時も全て家族は行く必要はないと伝え実践しているのは先に書いた「寸志」が発生する確率が上がるからです。

菩提寺の閉眼読経は行きませんが、当方で依頼した場合は「洗米・塩・酒」を当方が持っていき閉眼読経を行うので心配いりませんし、墓閉じは全て信頼に足る石屋さんが行うので問題はなく、いずれも寸志の準備は要りません。以上が当支援センターが仲立ちするメリットです。

あ、キリスト教などの墓なら当然ですが閉眼読経はありません。

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