人に言いたくなる心理!?

我想う支援日誌
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新聞記事、NHK放送など騒がれた時期は年間400件以上の入会が数年間続き、一気に会員数が増えすぎた感もありましたが、経年後の年齢や体力の考慮とインボイス発表も重った2016年、会員数と施行数を減らそうと最低限必要な告知以外の宣伝は一切止めて7年ほど経った今も年間150件ほどの紹介入会があり少々複雑な心境です。

元々、葬儀屋に対して腰は低いけど、やっている事は霊感商法そのもので胡散臭い印象が強く、公示料金よりかなり追加された支払いが当り前の葬儀屋を紹介など出来ないし、紹介する人などいないと思ってましたから、紹介して欲しいと言った事は一度もありません。

また当支援活動は行政より薄利の為「お客様」の認識はなくお客様扱いなどしません。それが嫌なら一般葬儀社に行けばよく、施行しても利益はさほどなく人件費を考慮すれば赤字必須、だから依頼を受けなくてもどうって事はなく、利用内容によっては赤字が増えずラッキーさえあります。

ただ知り合いの葬儀社も断る電話を聞いて驚いてましたから、うちの料金設定を見れば夜中に起こされ2人で出動したら合わないのは分るはずなのですが――、多分うちより高い料金設定なのと、うちは追加させるとでも思ってるのでしょう。この辺りは全葬儀社が同様に思ってるようですけど、残念ながら公示されてる通りの料金ですから利用家族の多くはピッタリ額を封筒に入れて支払いされます。

とは言え、当方も葬儀社も同じだと思う人は多いでしょうから、お客様扱いはせず、相手によっては「なら葬儀屋へ行ったほうが良いよ」と言われたら「お客様にあんな対応する葬儀屋は初めてみた」と言われ兼ねないはずです。

支援する立場からすると家族の本音を聞く必要があるから、良く言えばざっくばらんでフランクな対応と言えますが、一般葬儀社の接客が当り前と思ってる人なら悪評でも不思議ではありませんので利用者から本音を聞いた上で事前相談予約する。しない。を決めるようパンフレットにも書きました。

この文言で相当数の人達は依頼先候補から除外してるでしょうが、その判断が出来るなら当支援が必要な人達ではないのでお互いに無駄な時間を割かずに済みます。

言いたくなっちゃう

ところが『言いたくなっちゃう』と言う人が多いのに驚くし理解できません。先に述べたように葬儀屋紹介について俺なら絶対しない自信があるので全く意味が分りません――、

『料金面』日本で一番分かり易い設定と自負、昨日も1時間ほど離れた斎場で火葬中の支払いはピッタリ額を封筒に入れて渡され、数か月前に事前相談に言われた金額と全く同じだと言ってましたので、料金面での信用度は非常に高く2,000施行で未払い事故「0件」がそれを証明してます。

ただ葬儀社では絶対に聞かない叱られる言葉が極々当たり前に出てくるのが当方でもあります。

最も多くの家族が聞いた言葉

馬鹿か! 後の生活に支障が出るほど無理して故人は喜ぶのか? 
葬式より先に自分達の生活を心配しなければうちに来た意味が無いだろ。
無理せず出来る事をすれば良いんだし「金」で供養はできないよ。

供養したい思ったら故人を忘れず、残る家族が元気な笑顔で過ごす姿を見せ続ける事。
お父さんにとってこれ以上の供養はないだろ!?

どんなに金を掛けても生き返る事はないんだよ。
故人と親交の深かった人達だけで温かく送れたら最高の葬式だろ!?

だから葬式期間の口論や喧嘩は絶対してはいけない。
拾骨は僕自身が入るから子供や孫は自分達が生れたのは父やお爺ちゃんのお蔭と感謝。
それと、お疲れさまでしたの労いで焼骨が生理的に駄目な人以外は手で拾骨しよう。

最までワイワイ言いながら、笑顔で温かく送り出してやろうよ。

わざわざ事前予約して、来ればあーだ、こーだ言われ、2時間、3時間と時間をとられ、且つ言い方を換えれば人物評価をされての入会、俺でも嫌だと思う面倒な手間を掛けさせているのです。

入会希望者の中には車で1時間、2時間も掛けて来館される家族も沢山おられます。そこまでして入会した人達に対し入会の許可を出した側の責任が『費用も含めた死後の安心』なんです。

支援内容、費用、個々への最適なアドバイスは自信がありますので、もし僕に『腰の低さ』が備わってたら鬼に金棒!?とも思いますが、僕の腰が低かったら今の支援は成立してないとも言えるのです。

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