あんしんサポート葬儀支援センター開設前から言い続けてる「葬式より残る家族の生活が大事」の言葉は多くの人が何となくのイメージとして頷いてる印象がありますので明確にします。
その前提として葬式を雑に考えてる訳でなく『葬式とは死後でなく存命中に別れを受け入れる時間の事である』とする概念があるからで、俗に言われる現行の葬式は亡骸の処理を行う時間です。
人は脳が停止した状態を「死」と呼び、指1本動かす事もできませんから、AIを搭載したロボットに例えるなら身体=ロボット本体、電力=食事、AI(人口知能)=頭脳=魂と言えるでしょう。
だから魂が存在する存命中に別れはすべきであり、亡骸への感謝は崇拝することでなく温かく荼毘に臥すこと、もっと言えば故人の魂が願うことを優先させるべきではないでしょうか?
まずは生活費
『死後の生活費』
老人世帯1720万の片方が終幕を迎えれば独居老人となる確率が高く、独居老人750万人と言われる時代ですが、独居世帯でも老夫婦世帯でも電気・水道・光熱費、更には食費すらも変わりませんが、受給年金は50~60%になるケースが多い実態、年金平均額の夫と専業主婦の場合を試算してみましょう。
『年金額の変化』
夫(故人) 年金15万円(厚生年金8.5万円+国民年金6.5万円) 妻(専業主婦)年金5.6万円(引き下げ傾向にあります) 夫婦の月額年金は206,000円(税引前)です。 夫の厚生年金8.5万円-妻の厚生年金0円=8.5万円×0.75=6.375万円 妻の年金5.6万円+6.375万円=119,750円が遺族年金を含めた妻の年金です 本ケースでは58%に減額される事になる。如何ですか生活は大変になると思いませんか?
残る妻の生存年数
男性81才・女性87才の平均寿命で夫が3才年上なら、妻は夫の逝去後9年間生存するわけで高齢化するほど医療費が嵩む傾向にあるので、年金が半額近くまで下がり且つ医療費が増えるのが一般的です。
独居老人年間生活費は200万~240万円と言われますから、月額12万円の年金では200万円で試算しても毎月5万円足りませんし、年金も含め働かない限り収入が増えることはありません。
『5万円×12か月×9年=540万円』夫の死後、最低でも550万円~600万円は残しておかなければ、生活は出来ず医療費、死後費用も考慮すると最低でも1,000万円の貯蓄は必要って事です。
この試算で頭を抱える人も多いはず
70代の貯蓄中央値は単身500万円、夫婦800万円と言われてるとは、300万円未満の世帯も一定数以上いるという現実、平均値のほうが高くなりますが、富裕層が引き上げるからで中央値のほうが現実的な数字です。
これで分かる通り庶民夫婦の片方(年金の高いほう)が終幕迎えた後の生活は決して安泰ではありません。にも拘わらず故人の供養という脅しの言葉で高額な葬式をさせたがる葬儀屋・菩提寺は本当にあなたの味方でしょうか? 本気であなた達家族のことを考えてるでしょうか?
若い人達なら自分の身体と時間を使えば稼げる手段はありますが、老いたあなたは稼げますか? 今の健康は5年後も維持してると思いますか?
以上が葬式より残る家族の生活を最優先すべき!と断言し続ける理由であり、家族の生活が守れて温かく送れる葬式を実現させてるのが、あんしんサポート葬儀支援センター、、というだけの事、だから対象者が終幕を迎えるまで死後については考えないなど、本物の金持ち以外はあり得ないことなのです。
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