鵜呑みに出来ないクチコミ

我想う支援日誌
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半年毎の胃カメラが先日終わったばかりですが、千明ちぎらが健康診断で胃カメラで僕の通ってる所をネット検索すると、まぁ評判が悪い、特に受付の評判は最悪な部類で数年前より良い気はしますが思い当たらない訳でもない。

「もう絶対行かない」みたいな文章もあり分らないでも無いが『ちょって待って』とも思うのが本音、結論から言うと『あなたは病院や医者や看護師に何を求めますか?』

受付、看護師、医師の感じの良さが第一ですか? 僕の第一は『病気に対する正確な判断と技術力』で結論から言えば他はどうでも良いから専門医に通い受付は必要な会話だけ。

この仕事をしてると医者の誤診!?が原因と思われる故人を何度も見聞きしてますから、病気の正確な判断と医師本人ができる範囲と出来ない場合は最適な医師への紹介が迅速に出来る医師に診察して貰う事が絶対条件だと思ってる。

担当医に疑問が湧いたら迷わずセカンドオピニオンを受けるべきとも思う。それで気分を慨する医者なら互いに信頼出来ないのだから続けて診察して貰う必要はなく、そもそも患者が納得できず、もしもの時は患者がリスクを背負う、それも『命』という最大リスクなのだから当然のことです。

3年半前の10月下旬、自覚ゼロ状態で毎年の検診で鼻から胃カメラ、画像は暗く鮮明さに欠け見難いにも関わらず、わずかに凹んでる部位の胃癌をステージゼロで発見、2週間後、細胞検査の結果は細胞クラス5の異形の癌細胞との診断でした。

医師の雰囲気は明るい訳でもなく、必要最低限の言葉だけで決して感じの良い医師ではありませんでしたが、彼だから発見できたとも言えるわけで、他の医師なら発見出来なかった可能性も充分あり、そのお蔭で8日間の入院で済んだわけです。

内視鏡ESD治療は技術力を要するもので、胃壁は三層の合計でもわずか3㎜、ステージゼロは一番表面の層に発生してる癌ですから、できるだけ他の層を傷付けない配慮と技術が要求されます。僕自身は過去に何度か胃潰瘍を経験しており、1時間は掛からないと言われたESD治療は3時間に及びました。

胃潰瘍を何度か経験し胃壁は硬く厚くなってたそうで、穿孔せんこう(胃に穴が開く)しないよう慎重に治療してくれた結果で、術後のボーッとしてる状態でしたが「時間が掛かったのは癌が進行してたからでなく胃壁が厚くて固かったからで心配ないですよ」と言われました。

あれから3年半が過ぎ術後7回目の胃カメラ、その度にゲーゲーしますけど、検査後に「問題ないですよ。また半年後ですね」と言われる度にホッとします。

また食べ物のクチコミで「旨い」と書かれて食べてみると『それほどではない――、』と思う事のほうが多いけど、味の好みは個人差があるから当然です。

医者、食事だけでなく、葬式でも、結婚式でも、洋服でも。パソコン購入でもネットのクチコミ評価を全て鵜呑みにすべきではないでしょう。

理由のひとつは大半のクチコミサイトは店側から広告宣伝費を受け取ってることです。試しに『日本一安い葬儀社』で検索してみれば分ります。あんしんサポート葬儀支援センターが掲示されることは無いでしょう。

費用の掛かる広告宣伝は一切してないからですが、安置が無い、保冷剤が無い、霊柩車が無いなど追加必須プランは詐欺のようなもの、実質うちより安い葬儀社を僕自身は知りませんけど、ネットで簡単に検索はできません。

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