葬儀支援は毎日が頭の体操

我想う支援日誌
この記事は約3分で読めます。

僕にとって葬儀支援16年間で最大の収穫は『ボケ防止』では?との思いがあります。その理由は――、

当葬儀支援センターが目指すのは『誰もが死後費用の心配をすることなく生きられる世の中にすること』ですから、まずは支援した『残る家族の生活が守れる葬式』の企画、施行が使命です。

当然のようになってる高額な葬式では家族の生活は守れず、支払いした家族から温かく送る「心」さえ失わせる葬式代とビジネス化した宗教者にも拘わらず税制優遇が続き違和感しかない世の中です。

日本人が「無信仰」と心から言えるなら楽ですが、霊感商法と分っていながらも何処かで『極楽や天国に行って欲しい』みたいな神頼み的な思考を拭い去れない日本人が多いです。

そんな感覚が「信号は守る」「列に並ぶ」「ゴミを捨てない」など民度の高さにも成ってる気はするのですが、その気質を利用した霊感商法がまかり通っているのも事実です。

既存の常識、固定概念、既成概念より家族の生活を優先しつつ、昔からの慣習にも理解を示せる死後対策の実現を目指した16年前は全く前例もなく難解パズルのようでした。

試しに「あんしんサポート全プラン」の「内容」「流れ」「料金」までじっくり確認すれば、何処にも無い無双のプランであること、ちょっと目先の効く人は設定した真意も垣間見えるでしょうが、一例として2023年2月現在行ってる『家族葬プラン15万円+税』で解説しましょう。

葬式の流れ一例

「ゆっくりお別れ出来て費用を抑えられる葬式の創造」

「1」午後2時~3時に家族葬
「2」最大午後7時までお別れ
「3」翌日朝一火葬(基本家族)
「4」午前11時拾骨終了で解散
「5」必要なら家族でランチ

固定概念の少ない人からすれば、どうって事の無い内容ですが規制概念の強い人(宗教者含む)からすると非常に違和感のある葬式、現状の問題点を見付け、解決、そして無駄を省いた内容です。

・コロナ感染で病院、施設でゆっくりお別れしてない
・食事が必要な時間帯は全て外した設定
・午後2時過ぎの宗教者は予約し易い
・会葬者もゆっくり故人とお別れできる
・費用は最大限抑えられる(葬儀社は逆立しても無理ですが・・)

皆さんが「常識」「普通」と思ってる事は本当に常識で普通なのでしょうか!?

現行葬式の疑問

「皆さんが当り前に行ってる下記葬式、変だと思いませんか?」

・会葬者は受付で香典を渡す
・式場では座って読経を聞く(読経後法話あり)
・並んで焼香だけを行い式場を後にする
・受付で香典返しを貰って自宅に帰る

会葬に行って故人の顔も見ない葬式が当り前でしょうか!?
故人より読経を聞くほうが価値や意味があるのでしょうか!? 読経より故人とのお別れを優先させるべきが当支援センターが行う家族目線、それを実現させたのが「ゆっくりお別れ出来て費用を抑えられる葬式の創造」です。

各プラン毎に全て上記のような発想が練り込まれてます。時間のある時にプラン設定の真意をお考えになっては如何でしょうか、皆さんの家庭で葬式が発生した時に役立つでしょう。

実際の葬式では更に『個々の家庭事情』も加味され逝去後の最終打合せは全て即答で考える時間はなく、より難解パズルを即時解けるスキルがあって初めて葬儀支援と成り得るわけです。

16年間で創り出したプラン、設定などほぼ全てが国内初ですから、一緒に仕事をしてきた千明でさえ「こういう事なのですね」と納得するまで3年、5年と掛かり、当初は葬儀業界の中では変な奴とさえ言われ、住職と名乗る人、葬儀社の人からの中傷もありました(2023年現在皆無です)

されど考えた当人でさえ設定が「正解」か「不正解」か分らないまま、次、また次と先に進み続けた15年間は「創造」と「決定」と「迅速な動き」の繰り返しで常に頭の中を回転させ続けるしかなく、それが認知症というより、俗に言われる「ボケ防止」となってるようです。

コメント