あんしんサポート葬儀支援センター 著書:無信仰者の葬式参考書

幼子に別れをさせたい

我想う支援日誌
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このところ30代、40代と50才前の方の終幕が続きましたが、その中ひとりに49才の女性がおられ、小学3年と5年の息子さんがいて、下の子は母親べったりの子だと事前相談で聞かされました。

家族からの希望は、あんしん館安置の葬式という事で具体的な葬式内容は僕に相談してから決めようと思われてたようでしたので収入、自宅の様子などいくつか質問すると自宅の造りが少し変わっており半地下、半二階のような造りで1階は3畳間しかなく故人を運び入れるのが難しいとの事でした。

そこでサイズの小さいスクープストレッチャーを見せ「これが入れば大丈夫」と説明した上で、3畳間を片づけておくよう伝え理由を説明しました。

「逝去後は自宅で安置」
コロナで子供達が毎日長時間逢える病院はなく、病院で逝去、その後あんしん館安置では周囲の大人も意識して『子供達が思いきり泣けず別れを受け入れ難い』とにかく素の自分で思い切り泣けて、状況によっては隣で一緒に寝られる場所で安置すべきで狭くても問題無い。

宗教者に金を掛けるなら自宅安置に掛け、もっと言えば子供達の為に少しでも出費は抑えるべきで見栄と世間体と無理は絶対に駄目だと念をおしました。

「宗教儀式無用」
信仰心は夫婦ともに無いと分り、自宅安置、棺が入らないので、火葬当日あんしん館に搬送して生花など入れた後で火葬、焼骨は来年納骨、一部を取り自宅で手元供養すれば子供達はいつでも一緒に入れられると感じてくれるかもしれないと説明、火葬日を遅らせ丸3日間自宅でご安置しました。

あんしん館でのお別れ2時間は予想以上にバタバタしましたが、葬式当日は子供達なりにお別れができたのか、気丈に振舞ってもくれてたのでしょうが逝去した日とは違う顔の子供達でした。

宗教儀式は要らないと言った理由のひとつは無信仰者だからですが、今の葬式はお坊さんが主役で家族は接待係り!?のような印象が強く、火葬前の最後の時間だからこそ出来れば家族だけでお別れさせたあげたい、せめて余計な神経だけは使わせたくないからでした。

葬式の主役は「家族と故人」であり家族毎に事情も思いも違います。宗教儀式を有難いと思う人は今の葬式で構いませんが本心が違うのに従う必要はありません。

「温かく送れた」「「しっかりお別れができた」「素の自分で最期を送れた」と思えたら、最高の葬式施行と提案ができたと思うのが、あんしんサポート葬儀支援センターです。

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