追加できる設定にしてある項目

我想う支援日誌
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必須項目を排除して追加するしかないのに、シンプルなプランと詐欺のような葬儀屋も多いので要注意だけど、含めずともプランとし成立する項目は全て追加できる設定にして可能な限り料金を抑えるのが葬儀支援センターを名乗っても利用者が納得する姿勢だと思ってます。

「へぇーそうなんだ」と思われ易い排除項目

『安置後は火葬・家族葬まで逢えません』
病院等から搬送直後は最終打ち合わせとアドバイスもあるので逢えますが、その後は「火葬」「家族葬」まで逢えない設定の理由は、最大限費用を抑える事が最優先なので社外冷蔵庫利用、弔問に合わせた準備、人件費などの想定経費を削減できるからです。

また独居老人を筆頭として火葬まで逢わなくても良い人も沢山おられますので、低料金設定を優先し必要な方は「逢える安置」「お別れタイム」を利用すれば追加は発生しますが可能です。

『遺影』
家族葬は故人の顔が見られますから遺影は要りません。遺影が欲しい人は最大でも『2Lサイズ』で『家族が笑顔になれる写真』『単身であれば背景気にせず』が選択基準、作った遺影は仏壇でなく居間で故人の定位置だった場所の後方に置いてあげましょう。

湯かん・白装束』
湯かんとは故人の手足を拭くか業者が身体を洗う事、病院や看護師のいる施設なら故人の死後処置(開口部を綿花で塞ぐ)後、全裸にして清拭せいしきするので改めて湯かんをする必要はありません。

また今時、白装束で草鞋わらじを履いて彼岸死者の世界に行くなんてあり得ますか? そもそも草鞋わらじなど履いた事すらない。死んだら何百年も昔の世界と同じ旅をする!? 好きな服を病院に持参しておき着せて貰えば浴衣代は節約できるしいつもの故人になります。帽子が好きな故人なら被せてあげましょう。

『供物類』
式場の祭壇て何も無くても「金を掛けろ!」と言わんばかりだけど葬式後は不要な物ばかりでしょ!? だから当支援センターは買う必要が無いよう豪華に飾ってあるから、直葬でも、家族葬でも全員が搬送直後の納棺安置で使用できるので日本一安くて日本一豪華な設定じゃないかなぁ。

『火葬中の食事』
食事がもてなしだったのは遠い昔の話、僕もだけど糖尿病の人からすれば嫌がらせ、、火葬中の待機って1時間くらいなんだから食事は要らない、でも待ってる時間のペットボトル・茶菓子くらいは用意する必要はあるから家族が自分で買って火葬場に持ち込めば良いんです。

葬儀屋が持ち込めるとは家族も持ち込めるって事だし、自分達で準備したり運んだりしながら来てくれた人達と話をするのも良い思い出になるんじゃないかな、但し待合室は掃除する決まりがあり、斎場によっては腹が立つほど細かい所もあるので有料だけど当支援センターで行ってます。

食事がしたいなら、事前に予約しておき拾骨後に行けば、安くて温かくて旨い物が食えて、ゆっくりもできるから勧めてます。この辺りも費用を抑えるポイントのひとつですからね。

『安置は最短が基準』
葬儀屋って「慌てて火葬するより、少しゆっくりご安置して差し上げたいですよね」と言うらしいけど、結論から言うと安置させたほうが儲かるから以外の何ものでもないだろう。

第一として『予約出来る出来ないを確認する家族はいない』から、自分達の都合と欲で安置日数は好き勝手に設定できるし、ドライアイスは毎日交換するから最低でも1日2万~5万円加算できる。

ただ突然の逝去なら理解もできるけど、癌など余命期間があっての終幕なら家族は覚悟はできてますから、まずは余分な費用を掛けず残る家族の生活が守れる葬式を提案するのが、葬儀支援センターとしての取るべき言動であると考えております。

この手の話になると、まだまだ沢山あるから自分でも考える習慣を持ったほうが良いと思う。こうして違和感や疑問が湧き出るのは僕自身が素人だったからなのです。素人のあなたのほうが業界で17年生きてきた僕より的確な問題点に気づくかもしません。

何度も書いてるけど次回は必須項目なのですが、その前に「葬式とはなんぞや」葬式の始まりや本質を知った上でなければ我々が挙げる必須項目は理解できないでしょう。

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