18年前の予想通り墓閉じと寺離れは進んでますが、当支援センターは会員サービスの一環で低料金墓閉じを実践、相談される会員の中で増えているのが高額な墓閉じ費用の見積もりにき慌てて相談に来る会員さんが増えていること、実際当方との格差が40万円 vs 300万円など7倍~10倍差は違い過ぎるので注意喚起です。
墓閉じが必要な家族(時期)
子供不在は当然だけど、娘しかいない、改宗した家族、菩提寺と付き合いたくない等が基本となるのは誰でも理解できる通りですが、息子がいたとしても「要らない」と明言する息子もいますので要確認です。
墓閉じの基本は現役中、収入があれば多少費用が掛かっても何とかなりますが、年金生活になると墓閉じ費用が生活を圧迫する可能性があるから、また墓地は例え墓参りに行かなくても、管理費は貯まり続け『※1祭祀継承の法律』があるので逃げられません。
『※1祭祀継承の法律』(民法897条)
お墓(墳墓)、仏壇、位牌(祭具)、家系図(系譜)の継承は長男など特定の人物に限定されておらず、継承したい人で構いませんが、継承者が決まらず家庭裁判所で審判された場合、基本的に拒否権はありません。また墓地永代使用権契約書で謳う期間(3年以上等)放置された墓を墓地管理者が撤去した場合、撤去費用を家族親族に請求される事もあり得ます。
墓の大半は『永代使用権』の購入であって土地購入ではない(墓所の権利書があれば別)、墓の管理者が定めた規定には【墓と更地に戻して返却】の決まりがあるはず、以上の理由と人としての道徳・社会倫理からも墓閉じは絶対条件であると言っても過言ではありません。
墓閉じ依頼業者の選択
葬儀業界18年で思う胡散臭い順位「1」葬儀屋「2」石屋・遺品整理屋「3」菩提寺の順、その理由は次回にでも明確にしますが石屋は堂々の2位、当支援センターの経験でも2倍3倍は当たり前、7倍~10倍の差(寺見積り500万円が当方では50万円)まで経験してますので、心して掛からないと後悔の種になります。
要注意なのが見積り時点では高くないけど『着手後の追加を要求する業者』と『墓から出す遺骨処理費用』なのですが、当支援センターが低料金の理由は明快「石屋からバックマージンを取らない事」と、経験豊富な当支援センターが家族の立場で石屋と交渉、更に追加費用も発生させません。
ちなみに2025年最大差は桐生市の寺墓(墓所更地戻し+遺骨処理)見積り300万円に対し、当支援センターの集金額は税込¥409,200、過去には500万円と言われた会員が慌てて相談に来られた結果50万円で完了した事もあり、260万円差、450万円差は余りに大き過ぎませんか?
墓から出した遺骨を寺の永代供養墓?
寺の永代供養墓に入れるなら、わざわざ墓を閉じる必要はないでしょ!? 墓を閉じる費用を出して更に永代供養墓納骨費用を出す理由が全く理解できません。
永代供養墓の大半は合葬墓(全員の遺骨を一緒に埋葬する墓)なはず――、無数の遺骨が一か所にまとめて置かれた絵図を想像してみてください。個人的な感覚で言わせて貰うとカオスです。
もっと言えば合併・廃寺・解散する寺は増え続けており将来的には半数になるとさえ言われてますが、問題は寺の遺骨は墓・合葬墓も含め最終的な処分ができない事、老いたら自分の行きたい時に墓参りに行けない事、更には寄付を請求される可能性すらある事です。
一部手元供養して散骨がベスト
以上の理由から「一部※2粉骨は手元で供養」する事でいつでも手を合わせられ、旅行や転勤でも持って行け、故人が好きだった場所や故人の両親の墓に撒く事もできます。山林散骨は所有地限定です。
※2粉骨とは、焼骨専用粉砕機の使用で飲み薬状のサラサラな粉になるので、少量であれば何処にでも撒けるレベルであり最終的には自身と一緒に散骨して貰えます。自宅庭・両親の墓・好きな場所に撒ける事もありますが、山林散骨最大メリットは土に還せること、さらには風評で漁民に迷惑を掛ける事もありません。
非会員でも墓閉じを受けられるシステム考慮中
あんしんサポートの葬儀支援は会員限定(菩提寺と寺墓は入会できない)の基準があり、寺の墓を閉じてから入会相談される方もおられますが、入会前から高額な墓閉じ費用が掛かることになります。
家族の経済的負担を減らし、残る家族の生活が守れる葬式が、あんしんサポート葬儀支援センター基本理念なですから、この辺りの決まりを改善するつもり、墓閉じに関してだけは非会員でも受けられるよう検討中ですから、詳細が決まりましたらブログ・ホームページに記載します。
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