会員サービスの考え方

我想う支援日誌
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会員になれば「何割引き」「何万円値引き」のような表現しかない葬儀業界に疑問を感じるのは、会員で無くても受けますの前提がハッキリ見えるのと、会員サービスを「餌」に釣り上げたい姑息さだろう。

会員になれば「こんな特典がありますよ」とは、逆を言えば非会員からは儲けますと言ってるわけで、この程度の姑息な手法でも引っ掛かる人がいるという事なのだろうが、僕の嫌いな企画のひとつ、元々企画が本職の人間からすると低次元の企画に思える。

例えば「会員50%割引」だとして、当支援センターの棺は¥25,000(税込)ですが同品質の棺は10万円前後の定価を謳う葬儀屋が多く半額でも当方2倍となる5万円、何万円引きも同様で自社定価を高額に設定すれば10万円値引きなど簡単だけど実際は誤魔化してるに過ぎない。

更に言うと逝去後の依頼でも入会できるなら会員制の意味は全くないが、これを謳う葬儀屋もあるのが理解不能、逝去後の依頼で入会できるなら、全て会員価格だから非会員価格自体存在せず、あり得ない表現なのだが、断る非会員さんの多くは「入会します」と言うから、死後入会できる葬儀屋も存在するのだろう。

あんしんサポートが利用できる

内容・料金の総体評価なら日本一安いと言っても何処からも苦情が出た事が無いのが当支援センターのプラン、ゆえに「あんしんサポートを利用できる事がサービス」となるので姑息な「餌」を付ける必要はなく、会員は全ての会員サービスの提供を受けられる。

値引き・割引きサービスと謳うなら、自社で好き勝手に決められる定価でなく、全国共通定価からの割引きなら納得できるが葬儀業界にナショナルブランドの定価は存在してない。あえて言うなら贈答品の割引きなら贈答品屋が設定した定価だろうから企業努力と言えるだろう。

ちなみに当支援センター会員は香典返礼品は1個~利用可能で25%割引(自宅置き分は自分で持ち帰り持参が条件)の会員サービスがあるが、それ以外で会員だから割引という発想はない。

各プランはホームページを見れば分かる通りで、散骨だけは非会員も受けるが永代供養墓は会員のみ、料金面で最たるものは家族葬プラン17万円(税込)は葬儀屋では不可能な設定で一目瞭然だろうけど、同様に価値があると言われるのが『各種死後手続きアドバイス』だけど当方唯一のアドバイスらしい。

会員以外は利用できないが「会員サービスの基本」

この10数年流行ってるコストコは、海外に良く行ってた35年前アメリカ全国に展開しており、当時から会員制で今でも時々見かけるセンスの無い真っ赤なベストも懐かし、コストコと言えばフードコートで売ってるホットドック+飲み放題$1.5(日本は¥180)は当時のまま変わってない。

会員証を提示して入店すれば店内全てのサービス(有料・無料)が受けられるシステム、これが本来あるべきサービスだと思う。会員価格・非会員価格があるから、誤魔化し、トラブル、間違い等が発生し易くなるし、日本のサービスは値引き、無料を指す傾向が強いが『会員以外は受けられない』が望ましい。

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