60代で準備70代で実行
70代に突入し未来より今を生きる人生へと変更、準備を始めたのは8年前62才の時から、365日24時間対応は今も変わりませんが、当時は2人で年間270施行でしたから毎日葬式してる感覚、昼夜問わず動き回る日々が70才になっても続けられるとは到底思えませんでした。
依頼数を増やしたいのが普通の感覚でしょうが、8年後の体力と気力を考慮すると半分以下、できれば1/3まで減らしたいと兼ねてからの懸案事項を公言することにしました。
我々にとって大事なのは『当支援センターを必要とする家族の支援を可能な限り続ける事』であり、その為にも『ストレスの溜まる人の依頼は避けること』が健康とやる気の維持に繋がります。
・菩提寺の葬式と寺墓所有者(高額な布施が払えるなら当方無用)
・非会員(当支援センター理念を知らない人達だから)
・お客様扱いされたい人(葬儀屋に行けば叶えてくれる)
・宗教儀式で拘りが強い(当方支援理念から外れる)
・横柄、傲慢な人(ストレスを感じながら受ける必要はない)
・相性の合わない人(お金の為の支援ではないから)
僕はお客様は神様だと思っていません。理由は僕自身が客の立場の時は自分の利益やメリットしか考えておらず、我ながら身勝手だなぁと思うからです。
この発想は老いたからでなく若い頃からのもの、お客だからと諂ったり、ご機嫌を取るような営業をした事はありません。だから結果は出せても営業が嫌いなんです。
お金の為だからと我慢できる人間ではありませんけど、他人の為に――、と思ったら損得抜きで全力投球するタイプの人間、しかし我慢には限界があり限界を超えたら最悪な関係にも成り得る訳で、それなら最初から無理をすべきではないと考える人間だからです。
近未来目標はひとつだけ
葬儀支援は「待機」が基本、今までにしてきた結果が最大の広告宣伝であり、良くも悪くもそれ以上の事は出来ませんし誇大広告する気もありませんので、会員さんからの依頼を待つ日々です。
電話1本入れば昼夜問わず出動するので、明日の予定すら立てられませんけど2027年72才の4月を迎えられたら、ひとつだけ予定があります。
金婚式(50年)を迎えますので、長年支え続けてくれてる嫁さんと同居する息子を連れてハワイに行こうと思ってましたが、ランチ3万円と聞いたので沖縄あたり行こうと思ってます。
息子を連れて行くのは運転、荷物運びに便利なのと、僕の代わりに年に数回は嫁さんを連れて泊りで出掛けてくれてますから、その慰労と感謝も合わせてのこと、ただ彼も美容室を経営してますから休店させるなら、せめて休業補填くらいはする必要はあるでしょう。
18年目以降の葬儀支援、、
18年間一緒に葬儀支援を続けて来られたのは相棒である千明がいたから、お互い齢を重ねますから、いつまで元気でいられるか分かりませんけど、無理をせず出来る範囲の支援を続けながら、毎日毎日を笑顔で過ごせれば幸せな晩年を生きられるんじゃないかなぁと思ってます。
過剰なストレス無く、日々穏やかな心と笑顔で生き続けられたら、きっと僕も千明も良い顔の年寄りに成れてるんじゃ無いかなぁ――、会員さん達が我々を見て『爺さん、婆さんだけどいい顔だな』って思えたら、充実した日々を過ごせている証拠かもしれません。
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