老人は小さな事で喜べるくらいが良い

生き方
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各プランに追加可能な『お別れタイム』を記載したB3サイズ『新パンフレット』が何度かの修整を繰り返し完成、A1サイズ(594mm x 841mm)に拡大して待合所に貼れば合同盆法要に来られた人は見られると印刷準備をすると、Canon大型プリンターが作動せずプリントヘッド交換メッセージ点灯。

思えば15年間使用しており2013/7には販売終了した機種、プリントヘッド(約¥50,000)を交換しても作動する補償はなく、現在は葬家名印刷のみで使用する程度、どうしたものかとネット検索してると、海外らしいが適応するプリントヘッドが¥17,825という半額以下で販売さているのを発見、、、

限りなく妖しいけどスロットで負けたと思えばいいか!、と決断して購入手続き、念の為カードは使用せずコンビニ払い、まともな商品が無事届けば第一関門突破、ヘッド交換して作動すれば第二関門突破となり、現状のまま壊れるまで使用、詐欺だった時は諦め対応策を考えます。

盆法要までにA1サイズ2枚を貼ろうと市内の大型印刷可能な店舗を確認、illustrator CS6で作成した完全データを持参して依頼、出来上がりまで4時間掛かりましたが1枚¥2,200税込で綺麗なポスターができました。基本数年間は貼りますから都度制作したほうがコスパは良さそうです。

プリンター(FAX複合機)・パソコンは設立から各々6台づつ使用しており、どんなメーカー品でも個体差があり当たり外れがあり、そう考えると15年間使った大型プリンターは当たりでした。

超低料金の支援で一番困るのが消耗品類の破損、修理、交換費用、この辺りの積立はしておらず、できませんから、数年前から計画を立て安い時に買うのが当然になってます。仕事で使う消耗品、車両でも数年掛けて最善の選択を狙う我々からすると、家族の終幕まで何の検討もせず過ごせる人の神経は理解できません。

作日も78才と81才の兄妹で同居する東北出身者が入会相談に来て1時間30分ほどの相談の中で今しておくべき事、もしもの時の明確な費用など伝えると「安心しました」と帰られましたけど「もしも」の時にどうするかを事前に考えておくのが普通の感覚だと思う。

老人は小さな事で喜べるくらいが良い

昭和6年創業で約100年続いた前橋のお茶屋さんが5億円の負債で倒産の記事を見て『そうなんだよなぁ』との思いがこみ上げたのは、かつて稼業の倒産経験があるからだろうけど、人生も含め事業を行う人は栄枯盛衰えいこせいすいを実感してる人も多く僕もその1人だと思う。

長い歴史の中で繁盛し続けた事例はなく隆盛したものは必ず衰退をするのが定め、問題は人生のどの時点でどんな状態かで人生の良し悪しが決まるのだと思う。

『隆盛』『衰退』だけでなく『安定』を加えては如何だろうか? 晩年と呼ばれる60代~70代を『安定』して過ごせたら良い人生だったと思えるのではないでしょうか、、

『普通に食える程度の収入 or 金はある』『持病があるにせよ普通に生活できる程度の健康もある』『家族仲は悪くない』『仕事をしてる人なら職場も問題はない』って感じでしょうか。

ようするに『心』が安定していられる程度の経済、身体、周囲があれば良く、夕日が綺麗と思えたり、道端の花が目に留まる程度に心の余裕がある老後が過ごせたら『終わり良ければ全て良し』でしょう。

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