商人育ちですが人並み以上の商才はなく、かといってマグロの良し悪しを見抜けるような達人級の眼力もない、日本を代表する経営者、松下幸之助さん、本田宗一郎さんなどは対象客より先に時代を読み創り出して流行らせる才能に長けた人だから成功された訳で僕のような凡人ではどうにもなりません。
凡人の僕が繁盛店を創れるとしたら、対象とする利用者の要望を正確に知り安価で提供できれば可能性はあるが、他の差別化では難しいであろう事は若い頃から何となく分かってました。
その点は営業職、美容室経営でも実体験したので間違いない。美容材料の営業は通常商品紹介ですが、経営者の苦手な経理、企画、スタッフ教育を担う事で一般的な営業の3倍の数字が出せた。
美容室経営では明るく染まる白髪染めの塗布技法を開発、更に当時相場の半額で提供したからもあるだろうが地域一番点と言われる経験も出来ました。
更に葬儀支援では「残る家族の生活が守れる葬式」を目指した結果、想像もしなかった会員数と依頼件数になり、絶対に不可能と言われた赤字プランを実現させつつ、設立4年後には食えるようになれたのはともに支援する千明でさえ今でも信じられないと言います。
祖父母の教え
わずか5才の孫に「商売で大事なのは「金」でなく信用と思いやりの心だよ」と商売を通して見せてくれた祖父母の教えは間違って無かったと葬儀支援18年目の今は確信、他人様を助けているようでいて、自分達も直接的、間接的に助けられてる実感がありそれが生き甲斐にもなってる気がします。
『未払い事故0件』
葬儀業界は支払い時になって揉める事も多く大手なら億を超える未回収金も不思議ではないと言われ、小さな葬儀屋でも数百万円程度はあるそうですが、当支援センターで支援した3千数百件で未回収は「0」件、ただ分割で支払った方もいますけど毎月ちゃんと持参してくれました。
『周囲が助けてくれる』
明確な内容と費用を公開しており家主企業、住職、業者など誰が見ても儲からないと分かるからか、家主企業は屋根塗装、駐車場舗装、季節毎の雑草取りなど全て無償でしてくれたり、心ある住職さん達は「こういう所は絶対に1か所は必要だから」と相場の1割謝礼で快く引き受けてくれてます。
その意味では「花屋さん」「石屋さん」も同様に低料金で対応してくれてるので、会員さん達にも安く提供できる訳で、当支援センター理念の追い風になっています。
『頂きものが多い』
最初に書いておきますが、これは要求しているのでなく、あくまで記事として書いてるだけですから、何か持ってくる必要はありませんと明言しておきます。あ、ついでに言うと、我々は勿論のこと納骨時や墓閉じの際は石屋さんも寸志は無用、我々は一切受け取りませんが石屋さんは渡せば受け取るでしょうから年の為。
『90%以上が紹介』
広告宣伝を止めて8年以上経ってますが、会員数は減っておらず若干増え続けているのは、葬式した家族が再入会する事と、利用した家族からの紹介が圧倒的多数だからです。
その意味では各プランも始め『僧侶読経・居士大姉戒名付、供物の揃った祭壇のある式場での追加不要な家族葬が税込17万円』は、もし僕が利用者の立場で、あんしんサポートに関わりのない人間だったら『胡散臭せぇ、絶対追加されるに決まってる』と思っても当然、その点紹介は余分な説明不要で助かります。
祖母の教えを実践する秘訣は超簡単
考え方は至ってシンプル『自分だったら』『自分の親だったら』『自分の嫁さんだったら』『自分の子供だったら』これが祖母の言ってた「思いやりの心」のようで『情けは人の為ならず』ということのようです。
僕が思う『情けは人の為ならず』とは、人に優しくするのは自己満足、ただネット検索で出てくる「人に親切にすれば、その人の為になるだけでなく、やがては良い報いとなって自分にも返ってくる」も副産物としてついてくる実感は確かにあるけど、あくまで結果論で求めるものでなく、求めて得られるものでもない気がするる
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