幸せ術「仕事への資質 №1」

生き方
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企業経営大人数の事業する能力はない、けれど、、

35才までサラリーマンでしたが、20代で芽生えた理念『我が店はお客の為にあり』からも分かるように経営者気質なのは、幼児期から祖父母に叩き込まれた商人道の影響でしょう。

人生の半分となる35年間は経営者人生ですが、前半17年と後半18年の生き方は異なり、自分には後半のオーナーシェフのような生き方が合っているのを実感してます。

前半17年は多くの経営者が目指す『事業拡大路線現場に立たない経営者』後半は『個人事業者的発想自身が先頭に立って動く』、路線変更したのは大人数を束ねる能力は無く現場で生きるほうが性に合ってるからです。

社員対応が面倒臭い

35才深夜に突然の入院、その流れから年商700万円ほどの事業を継承する形で美容業の法人設立、5年後には5か所の営業所で年商3億円、社員数(パート含む)50名まで成長させてみましたが、楽しいと思った事はなく共同経営者も含め社員に気を遣うのは面倒臭いが本音でした。

どんな会社でも一定数の社員がいれば2割~3割が引っ張り、半数は可もなく不可もなく、残りの2~3割は足を引っ張る構造なのは理解してますが、働く姿勢は理解できませんから対応が煩わわずらしかったです。

来店客の中には限度を超えた我が侭な人もいて店長から相談されると「断ればいい」と対処できますが、ホテルの婚礼美粧はそうもいかず、好き勝手言う相手企業社員との折衝も面倒だった。

また知り合いの経営者が銀行は晴れてる時は不要な傘を貸そうとするけど、雨の時は貸さないから借り入れ交渉は大変だと言ってましたけど、銀行は高利貸だと思ってましたので媚びた事はなく、基本無借金経営を目指すべきと考えてきました。

それと出勤さえすれば貰える時給という発想は理解出来ず、仕事は成果報酬であるべきと考えるタイプなのでサラリーマン気質の人からすればうっとおしい存在、ただ日本の現労働基準法とは合致しませんので一般社員無しで仕事をすれば良いの結論になります。

ようするに大人数の社員を抱える事業の経営者には向いておらず、おそらく僕にはそれだけの能力は無いのでしょうから楽しいしはずもない、ただ現場で臨機応変な率先垂範なら能力発揮できる人間なのは分かってましたから、あんしんサポートでは実践し続けています。

2.理念を正確に伝えるのは難しい

祖父母の教え『商人に大事なのはかねでなく信用と思いやりだよ』が身に染みているのか、利益や儲けより都度対象者にベストでなくてもベターな対応をするにはマニュアルでは無理、されど個人的な我が侭を聞く事ではない、残念ながらこの辺りを正確に理解し実践できる社員はいませんでした。

臨機応変内容は全て異なり事前に教えられる事ではありません。僕の言動や判断を隣で17年見続けた千明でも、まだ完全ではありませんから、他人の理念を本当に理解するのは難しいようです。

一例を言うと当支援センターで使用する「山型蓋付6尺白布棺」は実質¥12,500税込で販売してますが、当社の仕入れ価格より安く販売してるし、墓閉じで石屋からキックバックは一切受け取らず、且つ会員の立場で交渉するから圧倒的低料金は全会員共通メリット、これだけでも大半の経営者とは異なる発想です。

また80代一人暮らしのお婆さんが運転して来れば危険だから、自宅に出向いたり、役所に同行して職員対応も代行しますが全て完全無料、これは相手の我が侭でなく我々の申し出であり、ある意味道徳観念とも言えるでしょう。各家庭毎に異なる死後手続きのアドバイスも同様です。

逆に横柄な人、傲慢な人、事前入会してない人などは入会は受けず、突然の依頼電話が来ても断わるのは「当支援センターは完全会員制、事前入会必須」と全ての紙面で謳ってあり、完全会員制を信じてない人ですから受けたらストレスが溜まる相手なのです。

幸せを感じたいなら、まずは自分がどういう人間か良し悪しも含め正確に知ることからです。

次回「なぜ葬式代を「高い」と感じたのだろう」です

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