親が存命中の元旦は子供達に連れられ孫達も来るけど、他界した途端来なくなる家族が多いんじゃないかな、貧しい時代でなくなり、おせち料理も珍しくない時代の今、正月だからと挨拶だけはちょっと顔を出して、すぐに帰る子供達も多いはず、そこで正月くらいはじっくり逢える方法のご紹介です。
当方の千明が子供の頃は母親の実家に子供達家族の数十人が集まり、あちこちで話したり、花札したり、しながら過ごし部屋に布団を敷き詰めて雑魚寝してたそうですが、とても良い楽しい思い出として残っているのが分かりますが、お婆ちゃんが他界した途端その集まりは無くなったようです。
千明の家庭も2008年6月の当支援センター設立前からゴタゴタがあったようで、設立から2年目の正月5日、美容室の仕事始めで出勤すると元旦の朝ウォーキングをしたら北風が凄くて涙は横に流れ、肌が切れるかと思ったと聞かされ、元旦からウォーキング?と聞き返す中で初めて家庭内のゴタゴタを知りました。
千明の母親が重箱のおせちは食べた事がないと言うので、2011年正月から千明家のおせちも作り、県内北部の実家に持参して元旦を祝ってましたが、元旦も搬送依頼が入れば90分掛けて前橋に戻るしかなく、数年続いてましたので前橋に呼んで正月を祝えるよう変更しました。
始めは千明の母親と弟夫婦の4人から始まり、今では千明の家族関係だけで12人の集団となった事から、持ち込み可のカラオケBOXのフリータイム利用で、午前10時30分~午後5時頃まで食べて、話して、歌っての家族団らんを過ごし午後7時過ぎに打ち上げるようです。
それぞれが帰ると母親と2人で日帰り温泉に行ったり、母子で話しをしたりと一晩一緒に過ごし、母親は2日午後、息子が迎えに来て山間部まで帰るのが恒例行事、正月祝いの時に千明から全員に「お守り」を渡すのも恒例行事のひとつ、そのお守りを買うのはいつの間にか僕の役割(何故か費用も出す、、)
我が家の恒例行事は午前3時に自宅を出発、息子の車で1時間弱の大間々町の貴船神社まで親子3人で向かい、特設駐車場に車を停め10軒ほど露店のある坂道を5分ほど登ると、誰もいない階段を登りながら「真ん中は神様の通り道だよ」と毎年2人から注意されます(昼間はめちゃ混みます)
神殿前は4本の鈴紐が下がり115円の賽銭を投げると、ひと晩中開いてる売店で千明家+我が家5名分のお守りを購入、すぐ隣の仮設店舗で200円の甘酒を飲むと『今年も正月がきたなぁ』と実感します。
病気のある人は「病気平癒」、健康な人は「無病息災」、今年は桐生での支援活動の帰りに貴船神社に寄り、千明に確認すると2026年から下の孫も小学生なので孫達は「学業成就」が良いと言ってました。まだ暗い初詣の帰り、あんしん館に千明家のお守りを置き戻って就寝、午前10時頃から元旦を祝います。
多少費用は掛かるけど年に1度だから
まだ刺身類は購入しておらず総額は未定だけど刺身類を除いた29日時点の総額は約¥17,000らしい、刺身類を購入しても3万円くらいかな、17名分で3万円、最近流行ってる「既製品おせち」なら倍以上の金額になりますから良しです。正月明けのブログには今年のおせち写真も掲載できるでしょう。
千明家2026年元旦のカラオケフリータイム料金、大人6名¥1,850 シニア3名¥1,530 小学生2名¥725 幼児1名無料の総額¥17,140だそうです(利用予定時間10時30分~18時頃らしい、、)
毎年顔を合わせる事で子供達の彼氏や彼女の性格が分かったり、相手からしても家族の事が分かるし、顔馴染みとなるので結婚後も距離感が近く、日頃から連絡を取るようにもなります。
方法論は何でも良いのですが、強制でなく家族全員が楽しみになる恒例化でなければ意味がありません。それと利用者目線で有意義な支援活動を続けるには、施行者である我々が「幸福感」を実感できなければ家族目線など到底無理ですから、相手の立場での支援活動を続けるにも大切なことです。
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