人生の分岐点は家業倒産に伴う環境変化からの自立心、簡単に言うと頼れる人がいない事を嘆くより縛られない事をメリットとするポジティブ思考へと発想転換を覚えたのが10代後半だった事も幸い、以降は辛い事があっても早い段階で切り替えられる習慣が身につきました。
52才で葬儀支援を始めると離婚経験者と未婚者が想像以上に多く、3組に1組が離婚も納得できるほど、ただ離婚原因の大半は相手が悪い!? と否定しますが、相手も同様の思いなのでは? と思うのが本音であり初めて逢った他人の離婚話しなど聞きたい話題でもありません。
ただ離婚原因は色々でも最後をみる人はいないから、元夫婦だった自分が最後はみるという人も多く、情が残っているのか、若しくは根が優しい人なのかもしれません。
自分で決めた人生なんだけどね
その多くは相手の性格や人間性を否定しますが、そんな人と結婚しようと思ったのは、あなた自身であって、誰かに強制された訳じゃないですよね!? が本音、この手の話を力説する人は自分は人を見る目が無いって公言してるようなも、愚痴より自身の反省が先ではないでしょうか!?
僕自身は離婚経験は無いので離婚者の心情は分かりませんが、学生時代から将来を見据えた進学校の選択を当然のように話す今の子供達は当時の自分より遥かに大人です。
その辺りは正直に言えば僕は後悔、学生時代から自分の資質や感性や価値観を理解していれば、遠回りをせず天職でなくても適職には就けた!? かもしれないし、遠回りをしたから天職かもしれないと思える葬儀支援の道に辿り着けたのかは定かではありません。
過去は駄目でも明日からの人生は変えられる
能力は別にして自分の資質に適合してるだろうと思われる職業のひとつに『救命救急医』があり、性格からして外科だろうと思われますが、もし来世があるなら挑戦してみたい職業のひとつです。
憶測だけど救命救急は最も利益の出ない医療行為の筆頭でしょうから、当支援センターの遥か上を行く赤字事業も当然と思われますので、どんな生き方をしても僕自身は財力と無縁の人生なのでしょう。
世間は「高収入」「社会的地位」を成功者の基準とする傾向にありますが、自分で充実した人生にしたいなら、持てる全ての時間を賭さなければ達成しないと教えてくれたのも365日24時間対応の葬儀支援、天職とはどんな資質や感性を持ってたとしても片手間で達成できるものは無いのでしょう。
良くない人生経験は財産になる
当支援センターの千明は板の間に畳表だけ張った畳の無い家、風呂もなく、安定した収入もない非常に貧しい家に生まれ育ちました(両親は家族を大事にするいい人達)が、家族は助け合いながら生きてる印象が強くプラスに作用した人生を生きてきた気がします。
一方僕は商売屋で小学生から個室、水洗トイレ、クーラーのある家、多分小遣いも普通より多かったんだと思うけど家族はバラバラの生活、千明の家は子供も働き小学校の頃から蚕のエサやりバイトをして稼いだり、川で魚を獲って大人に買って貰って小遣いを稼ぐような生活だったらしい。
小さい頃から我慢は当然で質素な生活だったからか、野菜ひとつとっても一切無駄は出さず全て食べるとか、服飾品も欲しがらずベルトは100均で購入、子供のおやつは全て手作りなど倹約、質素が当然らしい。
「若い時の苦労は買ってでもせよ」ってこんな事を言うんだろうなって感心させられる。皆さんも小さい頃や若い時の苦労を思い出して糧にすれば元気に成れる人も多いんじゃないかな。
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